挿入歌、ビートルズの「When I'm 64」。64歳になるまで愛してっていい歌だなぁ。

なんといっても、始まりがいい。赤ちゃんが白い空間に浮かんでいるショットは、センスを感じさせる。

しかし、ガープ妻の浮気のせいで子供が死んでしまうというエピソードだけは、あまりにも淡々としていたでが府に落ちなかった。 それ以外は、本当に不思議な世界(正にガープの)に入り込んだみたい。アカデミー賞にノミネートされただけあって、ジョン・リスゴーのおかま役は本当に良かった。まさにはまり役。

一番人間の人生を物語っているのは、ジェシカ・タンディヒューム・クローニン夫妻のショットかもしれない。