なんか、薄っぺらい！

子供が一目見ただけで、あそこまでシェーンを気に入る理由がそもそも分からない。銃好きなワンパクな子供が、ヒーローみたいなシェーンに憧れたのか？そんなもんじゃなかろーに。

素朴なとおちゃん差し置いて、かあちゃんがホの字の男だよ！

流れ者の理屈は良く分からないが、助け船を出すタイミングも悪阻末と言うか…。最初、街に一人で買い物に来たシェーンは、売られた喧嘩を買わない。きっとジョーイに頼まれたソーダ水を無事届けたかったとでも言いたいのだろうが、女子供を引き連れて買い物に来ている時に、喧嘩をおっぱじめるなんざ、なんか嫌。

それにさぁ、ジョーイ足早過ぎ。「シェーン、アイム・ソーリー」を伝えるため、彼は馬で出ていったシェーンの後をしこたま走って追うのだが、10歳そこそこの少年が馬に追いつくって、どんな速さよ。途中、飼い犬まで追い越しとったぞ。

雑な演出に、粗粗なストーリー。そこまで深く考えてないように見えるから、シェーンは死ぬ訳がないと、なんともひどい事を言ってしまうのであった…。