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ゑぎさんのコメント: 更新順

★4スパイの妻(2020/日)いつもに増して逆光の取り入れが目立つと思った(近作では、『予兆』も多いが)。東出昌大高橋一生の会社を訪ねて来たシーンの窓の光。蒼井優が憲兵隊部隊に呼ばれた後、街頭を歩く仰角カットも逆光の中。高橋と蒼井が乗った市電の車中も、逆光。 [review][投票]
★3星の子(2020/日)まずは、芦田愛菜の表情が良く、科白が全てとても素直でいい。だから、新音(なべちゃん)のような共感性の高い友達(クラスメート)がいるのだと思わせる。また、教団活動の描写、子供らの純真さと心性の複雑さも面白いし、よく描けている。 [review][投票]
★3十代 恵子の場合(1979/日)梗概を記せば、目新しさのない、誰でも思いつきそうな、女子高生−森下愛子の転落する話。その父母の描き方なんかも、類型的で嫌になる。ただ、画作りは、かなりしっかりしている。 [review][投票]
★3江分利満氏の優雅な生活(1963/日)岡本喜八の中ではイマイチじゃないか。まずは、全編主人公・小林桂樹の独白で進行する構成がうるさい。例えば、終盤の直木賞を取ってからの過去の述懐は、中盤の小説執筆時の描写と重なる部分もあり、屋上屋を重ねる感もある。 [review][投票(1)]
★3どぶ鼠作戦(1962/日)主人公は圧倒的に白虎−佐藤允だ。日本軍の命令に従う特務隊の隊長だが、自由人であり、日本軍の規律に縛られない、佐藤らしいキャラクター。いつもながらの闊達な演技で気持ちがいい。 [review][投票(1)]
★3足にさわった女(1952/日)越路吹雪が歌唱するアップカットから始まる。続いて女性の様々な足のスチル写真。そこにクレジットが入るオシャレなオープニング。しかし、本編は全体に、ちょっともっさりした喜劇だ。大阪〜田子の浦〜熱海〜下田〜東京と舞台が移るロードムービーでもある。 [review][投票]
★3恋人(1951/日)タイトルバックは、カット絵。タイトル開けはコタツの正面カット。勝手口で村瀬幸子と御用聞き。表でベルが鳴る。応接間から庭へ出る大きな窓に池部良がいる。彼は新聞カメラマン。前半の室内における前進後退移動の反復は目を引く。 [review][投票]
★4異端の鳥(2018/チェコスロバキア=ウクライナ)沢山の動物が出て来る映画だが、その多くは殺されるためにある。イタチ、ウマ、トリ、ヤギ、ヒト。ネコとネズミは殺されない。また、窓、ガラス、ビンは、割られるためにある。そんな映画。 [review][投票(2)]
★3息もできない(2008/韓国)夜の漢江の岸辺のシーンでは私とて嗚咽がこみあげる。力のある映画だと思うが、全体に嫌な作劇だとも思う。例えば登場する父親二人、特にヨニの父親の描き方が耐えがたいほど嫌らしい。そして、エンディング、終止符の打ち方も、私は嫌いだ。 [review][投票(1)]
★4浅田家!(2020/日)前半と後半でプロットはシフトするけれど、「浅田家いつやるねん」というテーマでしっかり繋がっている。ちなみに本作劇中、「〜家」という言葉は、「〜さんち」という意味以上に、もっぱら「家族そろって写真を撮る」という意味で使われる。 [review][投票(1)]
★3わたしは、ダニエル・ブレイク(2016/英=仏=ベルギー)行政の対応、その描写は、アイロニカルな視点で貫かれていて、そういった内容に意味を感じる、共感する観客が多いのはよく分かる。悲惨な話なのに全体に優しい眼差しに感じられる、ブレイクの人柄がにじみ出る、といった演出基調も好ましく思える。 [review][投票(1)]
★3紅の拳銃(1961/日)ご都合主義の連続でプロット構成も台詞もとても幼稚だが、しかし画面造型は見応えアリ。つまり全く日活映画らしい。前半のクラブのシーン等いつも通りの木村威夫らしい美術がいいし、何よりも赤木圭一郎がとびっきりいい顔をしている。 [review][投票]
★3渡洋爆撃隊(1944/米)本作も製作者ハル・B・ウォリスの『カサブランカ』の栄光よもう一度、という映画だが(ディターレ『欲望の砂漠』なんかもそう)、主要キャストは全員、フランス人を演じ、自由フランス応援映画になっている。無論、全員英語を喋る。 [review][投票]
★3ミッドナイトスワン(2020/日)草なぎ剛−凪沙(なぎさ)と服部樹咲−一果(いちか)との心の融和をもたらすシーンが、あと一つ二つ、マンションの部屋での生活描写としてあればいいのにと思う。 [review][投票]
★3TENET テネット(2020/米)オスロ空港での飛行機激突の見せ方は、とてもスペクタクル。こゝが一番良かった。逆行順行の同居は、見たことのない画面になって面白いシーンもあるが、概ね混乱しているだけに思える。音で誤魔化されてる気がする。 [review][投票(1)]
★4鵞鳥湖の夜(2019/中国=仏)雨の夜。雨宿り。柱の陰に男。ビニール傘の女が現れて、火を借りる。なぜか男の名前を知っている。奥さんの代わりで来たと云う。いい出だし。犯罪映画好きには堪らない様式が多数出て来る。 [review][投票(2)]
★4ミッドウェイ(2019/米=中国=香港=カナダ)アバンタイトルは、1937年の東京。そしてファーストカットは葦。最初、ベージュのカーテンかと思った。雁を網で獲ろうとする。逃す米人と捕獲する日本人。何の含意か?しかし、良い出だしではないか。なかなか奥深い。 [review][投票]
★4窮鼠はチーズの夢を見る(2020/日)強烈な視線劇。大倉忠義成田凌を誘って行く寿司屋のシーンの視線の演出、カウンター席で横に座った二人をカットバック(切り返し)する演出を目の当たりにした時点から、登場人物の視線ばかり気になってしまった。 [review][投票(2)]
★3ようこそ映画音響の世界へ(2019/米)当然ながら、ポストプロダクションの話が中心になるのだが、それでも、どれだけ撮影中の事象に言及されるのか気になって見ていた。同録の革新として取り上げられていたのは『雨のなかの女』と『ナッシュビル』ぐらいか。 [review][投票]
★3宇宙でいちばんあかるい屋根(2020/日)オープニングの夜の空撮、これは美しい色遣いだ。戸建て住宅の街並みも美しい。桃井かおり・星ばあとの出会いのシーン。清原果耶のバストショットがいい。本作は清原のバストショットを愛でる映画ですね。 [review][投票]