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ゑぎさんのコメント: 更新順

★4幸せをつかむ歌(2015/米)ジョナサン・デミの遺作(最後の長編劇映画)。撮影はデクラン・クインで、前作『レイチェルの結婚』と同一の撮影者だが、画面はずっと落ち着いている。というか、手持ちのズーミングではない、床にレールを引いたと思しき、効果的なドリーの寄りのショットが目立つ。 [review][投票(1)]
★4レイチェルの結婚(2008/米)決定的に良いのは、過去をフラッシュバックで見せないことだ、プロット的には、主人公アン・ハサウェイの過去の出来事を多くの回想シーンで表現できそう(されがち)なものなのだが、さすがにジョナサン・デミだ。分かってらっしゃる。 [review][投票(1)]
★4オン・ザ・ミルキー・ロード(2016/セルビア=英=米)あゝモニカ・ベルッチは最早イタリアの宝石どころか世界映画史上の至宝だ。しかし、それにも増して、この映画ではミレナを演じるスロボダ・ミチャロヴィッチという女優が圧倒的なのです! [review][投票(2)]
★4痴人の愛(1967/日)ちょっとやり過ぎの感はあるが、安田道代小沢昭一もまさにはまり役。どちらも同じぐらい強い。どちらも負けていない。それはつまりは増村が一番強かった、ということなのだろう。 [review][投票]
★5瘋癲老人日記(1962/日)日本映画史上最強の足フェチ映画。実は、本作の原作は私が読んだ谷崎の中でも一番好きな小説で、木村恵吾山村聡若尾文子で映画化しているという事実を知ったときから、見たくて見たくてしようがなかった作品だ。さて見てみると、想像通りの素晴らしい出来なのだ。 [review][投票(1)]
★3ダンケルク(2017/英=米=仏)奮発してIMAXで見た。それなりに楽しく昂奮して見たし、充分見る価値のある映画だと思いますが、やっぱり不満も残る出来でした。まず、効果音の衝撃は良いですが、鳴りっぱなしのBGMの重低音がうるさ過ぎる。私の場合は、もう当分IMAXで映画を見たくない、と思ってしまったぐらい。 [review][投票(8)]
★4ゴールデン・ボーイ(1939/米)トータルで考えても今見て一番驚かされるのはウィリアム・ホールデンの父親を演じる、まだ27歳のリー・J・コッブだ。このイタリア移民のくたびれた父親の造型。もう役者では彼が圧倒的。出てくるたびに目が釘付けになってしまった。 [review][投票]
★4人生は四十二から(1935/米)冒頭から殆ど「2台カメラでのマルチ撮影+アクション繋ぎ」の演出だ。当時のハリウッドではよくある撮影方法だが、アクション繋ぎのダイナミックさを志向したものではなく、芝居をできるだけ途切れさせず撮影し、自然な感情の流れを定着させることが目的のように思われる。 [review][投票]
★33時10分、決断のとき(2007/米)リメイク元との比較の話になって申し訳ないが、改変・追加部分は悉く成功しているように思う。 [review][投票(2)]
★3決断の3時10分(1957/米)ひび割れた地面の俯瞰からクレーン上昇移動し、駅馬車が遠くからやってくる待ちポジションの長回しでクレジットタイトル。フランキー・レインの主題歌がかぶさる。これは抜群のタイトルカットを持つ西部劇。 [review][投票]
★4三度目の殺人(2017/日)力のある映画だ。力のある画面の連続だと思う。これをオリジナルで造型している、ということの価値を認めなければならない。ただ、前半の印象的な科白で、「映画には理解や共感はいらない、友達になるんじゃないんだ」というようなことを福山が満島に云う。 [review][投票(6)]
★4マン・ハント(1941/米)フリッツ・ラングダドリー・ニコルズアーサー・ミラーでこんな反ナチス映画を作ってしまう、というのは凄いことだと思うし、エンディングは常軌を逸したレベルだとも思ってしまうのだが、しかし、この曖昧かつ徹底的(!)なラストは呆気にとられてしまった。 [review][投票(1)]
★3激怒(1936/米)フリッツ・ラングの渡米第一作は、まだ遠慮している、ということはないのだろうが、ハリウッドの映画作りの様子をうかがっているように見える、少々ぎこちない作品だ。 [review][投票]
★5パターソン(2016/米)なんて幸福な映画だろう。例えば、パターソン−アダム・ドライヴァーの詩作とその朗読の画面で、妻ローラ−ゴルシフテ・ファラハニが、ディゾルブでいちいち映る演出に感動する。こんなに愛情が画面から溢れてくる映画は他に思いつかない。 [review][投票(5)]
★4エル ELLE(2016/仏)なかなか懐の深い映画で驚いた。ヴァーホーヴェンってこんな映画を撮るんだ。不勉強でしたです。まず、猫のアップで始まるオープニングがいいのですよ。 [review][投票(4)]
★4天使の入江(1963/仏)ジャンヌ・モローの魔性の女っぷりは矢っ張りスゴイ。『エヴァの匂い』が1962年で本作が翌1963年な訳でこの連打は当時そうとう強烈だったろう。 [review][投票]
★5ローラ(1960/仏)あゝアヌーク・エーメ! 大傑作、というような映画ではないのだが、最高に可愛いくてカッコいい、しかも、まとまりも良い、満足感は最上級の映画だ。 [review][投票(1)]
★3紐育の天使(1940/米)オープニングの雨の夜の舗道。ジョン・クォーレンが飛び込み、ダグラス・フェアバンクスJr.トーマス・ミッチェルリタ・ヘイワースと出会うことになるクラブのシーンの構図と光の扱い。 [review][投票]
★4破局(1950/米)これは矢張り、最良のマイケル・カーティスかも知れない。カーティスらしいディゾルブによるキビキビとした短いカット繋ぎが、特に後半のサスペンス場面を用意する部分で実に奏功している。しかもディゾルブなので、ある種の悲痛な情感も創出されており、見ていて胸が痛くなるような感覚がある。 [review][投票(1)]
★4ワンダーウーマン(2017/米)まず、ちょっと驚いたのは、嬉しいことに随分と夜のシーンが多いことだ。或いは曇天も多い。パラダイス島の昼間シーンは晴天ばかりなので、この島の美しさを強調することにもなっている。 [review][投票(1)]