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ゑぎさんのコメント: 点数順

★3特捜部Q カルテ番号64(2018/デンマーク=独)水面のカット。シナトラが流れるオープニング。水と液体は本作でもキーとなる道具立てだ。冒頭は1961年。浜辺での男女の逢引きシーンで始まる。ヒロインのニーデは、天地逆さまのカットで走って来る、という印象的な登場カットが与えられている。 [review][投票(1)]
★3特捜部Q Pからのメッセージ(2016/デンマーク)デンマークのミステリー、特捜部Qシリーズの映画化第三弾。本作も全編ハラハラドキドキ、良く見せる。監禁の怖さは一作目『檻の中の女』に及ばないし、犯人あるいは事件の変態性は二作目『キジ殺し』の方が断然楽しかったと思うのだが、 [review][投票(1)]
★3スモーク(1995/日=米)ハーヴェイ・カイテルが、毎日、店(煙草屋)の前の定点から写真撮影をしてアルバムを作っている。店を閉めた後にやってきた客・ウィリアム・ハートにアルバムを見せる。休暇も取れないと云う。 [review][投票(1)]
★3tick,tick...BOOM!:チック、チック...ブーン!(2021/米)私はブロードウェイミュージカルに(も)詳しくなく(ミュージカル映画は大好きですが)、また、本作も事前情報をほゞ遮断して見たので、途中で実話だったのか、と驚いた、という次第。 [review][投票(1)]
★3ランナウェイ 逃亡者(2012/米)レッドフォードらしく、安定した出来映えだ。突出した魅力のある映画ではないが、生真面目にしっかり見せ、緩みの無い出来。例えば前半で、記者のシャイア・ラブーフがレッドフォードのオフィスに押しかけて取材するシーン。切り返しがとてもしっかりしている。 [review][投票(1)]
★3HELP!四人はアイドル(1965/英)行き当たりばったりというか、皆でブレインストーミングでもした結果を取捨選択して適当に繋いだだけ、という感覚を持たせるが、多分、かなり考え抜かれたプロット展開と演出なのだと推測する。 [review][投票(1)]
★3ザ・シューター 極大射程(2007/米=カナダ)エンディングに向かう話の運びは、いくらなんでもメチャクチャ過ぎるとは思いますが、そんなことは気にしない、というスタンスで行こう。(多分、本当にメチャクチャな国なのだ)。 [review][投票(1)]
★3じゃりン子チエ(1981/日)全然古さを感じさせない。よく考えられている。例えば、テツが、縁日でチエとヨシ江が歩いているのを目撃した後、すねて、お好み焼き屋の2階に閉じこもるが、迎えに来たチエとのシーンでの、仰角俯瞰構図での切り返しのカッティング。 [review][投票(1)]
★3追われる男(1955/米)理由なき反抗』と同年のニコラス・レイの西部劇。邦題から主人公のキャグニーが誰かから追われるプロットが出現するのだろうと思いながら見ていたが、そんな展開は無く、彼が悪役のボーグナインらを追う部分はあるが、タイトルにすべきとは思えず。変な邦題。 [review][投票(1)]
★3由宇子の天秤(2020/日)ほゞ予備知識無く見たので、冒頭で描かれる、由宇子−瀧内公美の取材対象、女子高生と教師の自殺事件を、ストレートに描くプロット展開になるのだろうと思いこんだ。 [review][投票(1)]
★3サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜(2019/米)カメラワークは手持ちが多用される。主人公ルーベン=リズ・アーメッドと、ルー=オリヴィア・クックとのシーンは、ほゞ手持ち。 [review][投票(1)]
★3最後の決闘裁判(2021/米)「藪の中」的な面白さは僅少。第3章を基調に全体を描いて、100分くらいの尺に収めていれば、傑作になったかも知れない。 [review][投票(1)]
★3ジェントルメン(2019/英=米)かなり面白く構成された活劇。ただし、ヒュー・グラントの回想(観察記録)と推測のフラッシュバックで進む形式は、推測まで画面化されると、何でもありの感じはしてくる。事実を時系列に繋いで、同様に面白く見せる演出が見たい、という感覚は残る。 [review][投票(1)]
★3一条さゆり 濡れた欲情(1972/日)猥歌から始まる。高橋明が唄う「ナカナカづくし」。本作はこの猥歌と江州音頭がすこぶる印象に残る。この音楽で随分と点数を上げているように思う。 [review][投票(1)]
★3団地妻 昼下りの情事(1971/日)本作の時点で、とてもカラミのバリエーションが豊かであり、サービス精神に溢れている。今見て私には違和感がない、それは云い替えると、迷いがないように見える、ということだ。 [review][投票(1)]
★3キングコングの逆襲(1967/日)冒頭は北極。そこから、太平洋の深海、コングの島、NY、北極、東京と場面を移す。東京上陸後は、増上寺(芝公園)、東京タワーが主な舞台となる。 [review][投票(1)]
★3浜の朝日の嘘つきどもと(2021/日)駅か?スーツケースを転がしてくる足。高畑充希の登場は、足から始まる映画の系譜だ。唐突に『東への道』の流氷のシーン。あるいは、町中を乗馬で行く甲本雅裕。映画館の前で、フィルムを燃やすオジサンは柳家喬太郎。 [review][投票(1)]
★3シャン・チー テン・リングスの伝説(2021/米)トニー・レオンが若々しい。既に1000年生きているというのだ。ま、それはそれとして、渡辺謙真田広之よりも年下なのだから(同世代だが)、これぐらいやっても相応なのでしょう。 [review][投票(1)]
★3くじらびと(2021/日)本作のドローン撮影は確かに凄い。こういうことが出来るのだから、この技術革新は、やっぱり素晴らしいと、私とて思う。 [review][投票(1)]
★3太陽の墓場(1960/日)大阪は釜ヶ崎・ミナミ周辺を舞台に、二つのコミュニティの瓦解が描かれるのだが、異様なテンション、異様な映像。今見ると、大島の中でも異質に感じる。 [review][投票(1)]