ゑぎさんのコメント: 投票数順
シェーン(1953/米) | 大した映画じゃないが、『真昼の決闘』なんかに比べれば、ずっと価値ある西部劇だと思う。というのも『シェーン』が後世に与えた影響は確かにクリント・イーストウッドへ連なっていると思うから。特に拳銃音の使い方。 [review] | [投票(6)] | |
スペース カウボーイ(2000/米) | [ネタバレ?(Y3:N2)] ファースト・カットの空の美しさだけでも見る価値あり。走行する自動車と曲芸飛行をする飛行機を一つのフレームに収めたカットも忘れられない。そして何より驚いたのは、【トミー・リー・ジョーンズ】が癌を告白するシーンだ。こんな繋ぎは世界映画史上初めてではないか、と思えてくる。 [review] | [投票(6)] | |
殺しの烙印(1967/日) | はっきり云って宍戸錠よりも南原宏治の方がずっと格好よく描かれている。そこがまたいいのだ。 [review] | [投票(6)] | |
レザボア・ドッグス(1992/米) | まず、アヴァン・タイトルでワクワクさせられる。やっぱり映画はアヴァン・タイトルだよなぁって思わせる。タイトル後もいきなり吃驚させられる。そう、やっぱり映画は吃驚させることが命じゃないか。ま、全体の趣はあくまで小品という感じだが、しかしこの吃驚のさせ方は、本当に頭が良い。 | [投票(6)] | |
桃色の店(1940/米) | やっぱりエルンスト・ルビッチこそ最高の映画監督かも知れない、という思いにつかれる。 [review] | [投票(6)] | |
恐怖の報酬(1952/仏) | トラック+ニトロという組み合わせでいかにもスリルを演出してそうであって、その実、トラックを機能的に使った画面は殆どない、と言えるかもしれない。 [review] | [投票(6)] | |
HANA-BI(1997/日) | 多くの画面が物語を進める上で何ら機能しない、ということは、一見決定的な欠陥。 [review] | [投票(6)] | |
アンタッチャブル(1987/米) | どうしてこうほども平板に撮ってしまうのか! [review] | [投票(6)] | |
ブギーナイツ(1997/米) | 私には、マーク・ウォールバーグの「凄さ」が、最後まで画面で提示されていないと思える。 [review] | [投票(6)] | |
東京上空いらっしゃいませ(1990/日) | 相米慎二にはずっとずっとこのような小品を撮り続けて欲しかった。このような誰にも真似のできない異彩を放つ小品こそ、相米の真骨頂ではないか。 [review] | [投票(6)] | |
荒武者キートン(1923/米) | 馬車のような客車を引っ張る蒸気機関車の装置としての面白さ! [review] | [投票(6)] | |
荒野の決闘(1946/米) | 活劇としての西部劇を偏愛する者としては、このジャンルに文芸映画のような緩やかなリズムなど不要だし、詩情なんかより目の覚めるような暴力を描いて欲しい。 [review] | [投票(6)] | |
カサブランカ(1942/米) | 物語の感傷性と俳優陣の豪華さだけが取り柄の凡作。 [review] | [投票(6)] | |
別れる決心(2022/韓国) | どんどん目まぐるしく新たな出来事が出現する展開で、普通の映画の何倍も情報量があるように感じる。 [review] | [投票(5)] | |
ベイビー・ブローカー(2022/韓国) | 『真実』に続いて外国の主要スタフキャストの中で作り上げ、しかも、なかなか良い出来なのだから、この仕事ぶりは大したものだと素直に感心する。 [review] | [投票(5)] | |
コーダ あいのうた(2021/米=仏=カナダ) | 海上。漁船のロングショットから始まる。冒頭からとても端正な演出、カット繋ぎで好感が持てる。シーン(ロケーションというか)で一番気に入ったのは、崖のある池の場面だ。まずは、最初の見せ方がいい。 [review] | [投票(5)] | |
ライトハウス(2019/米) | これは面白い!随所に、ぶっ飛んだ演出が現れるので、ずっとニヤケながら見ることができる。でも、ぶっ飛んだ演出以前に、本作の基調となる、全編に亘る面白さの仕掛けを考えてみよう。 [review] | [投票(5)] | |
JUNK HEAD(2017/日) | 上下高低の空間感覚がやっぱり、面白い画面を生む。天国と地獄のような対比イメージは、ありきたりかも知れないが、どんどん落下していく、その度に、フロアをグルグル回り、迷子になって、また落下して、また頭部が変更される、といった反復が楽しい。 [review] | [投票(5)] | |
すばらしき世界(2021/日) | 窓の鉄格子に雪が積もる。冒頭の旭川刑務所のシーケンスは、もっと簡易にすれば良いのに、と思いながら見たのだが、出所者に、被害者(死者)への罪の意識は殆んどない、ということ示した部分は重要だろう。最後まで、この部分に回帰しないのは落ち着きが悪い。 [review] | [投票(5)] | |
アルプススタンドのはしの方(2020/日) | 非常にきめ細かく見せる演出。とても気持ちがよく、久しぶりに、この映画が終わらなければいいと思う。ファーストカットから、前半はてっきり、安田あすは(小野莉奈)が主人公だと思ったが。 [review] | [投票(5)] |