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ゑぎさんのコメント: 投票数順

★2噂の二人(1961/米)本作のウィリアム・ワイラーも何か映画を勘違いしているように思う。感じたまま素直に云わせてもらえば、この映画の「過剰さ」は下品だ。勿論私のこの感想は題材に対する倫理観を表明しているものではありません。単純に演出に「品が無い」と感じるのです。 [review][投票]
★3僕の彼女を紹介します(2004/韓国=香港)恐るべきチョン・ジヒョンのアイドル映画。確かにこの人は独創性を感じさせる。相手役のチャン・ヒョクもよくやっていると思うが映画全体でチョン・ジヒョンを過剰に演出するので結局彼女の印象しか残らない。ただし多くの場面で演出の過剰さは映画の画面に結実しない。例えば雨の街頭のシーンなんかはもはや映画じゃなくなっている。[投票]
★3アラベスク(1966/米)鏡の映画。これだけ反射物を映しこんだ映画はちょっと思いつかないぐらいだ。水晶玉、水槽、テレビ画面、電話ボックス、水面といった反射物をスリルに機能させようという演出が随所にある。『シャレード』の二番煎じを避けるための手段だったのだろう。しかしプロット展開も未整理な上に画面までゴチャゴチャし過ぎている。[投票]
★2ネットワーク(1976/米)十二人の怒れる男』同様シドニー・ルメット演出の臭さが前面に出た嫌味な映画。どうしてこうもオーバーアクトを強いるのだろう。 [review][投票]
★2バイブス 秘宝の謎(1986/米)シンディ・ローパーは置いておくとしても、ピーター・フォークをこれくらいにしか使えないのは駄目だ。ジェフ・ゴールドブラムのリアクション演技にも違和感だらけ。ジョン・ベイリーの撮影がもったいない。 [投票]
★3ラン・ローラ・ラン(1998/独)面白いが大した出来ではないという意味でも『ブリキの太鼓』の正統な継承者だ。あれもこれも奇声による超常現象の描き方がつまらい。特にこのローラのフリークとしての描き方はとってつけたよう。本作の特筆すべきは矢張り疾走する肉体の力強さ。この肉体の方がよっぽど常軌を逸している。また2回でいいと思う。[投票]
★4メルビンとハワード(1980/米)タク・フジモトジョナサン・デミはこゝでも随所にハッとさせる人物のアップカット演出を見せる。全体にメアリー・スティーンバージェンが映画を支えるが、しかしハーワード・ヒューズ役のジェイソン・ロバーズが数分しか登場しないにもかかわらず圧倒的な存在感。彼が「Bye, Bye Blackbird」を唄いだす場面は本当に感動的だ。 [投票]
★3鬼の詩(1975/日)桂福団治露乃五郎の泥臭い演技。村野鐡太郎の野暮ったい演出。二度と見たいとは思わない。(実は20数年前スクリーンで2回見ているのだが。)しかし、この映画の真摯さ、この鬼の生きざまには心震わせられたのも事実。煙管を顔に付けるシーン!また片桐夕子は良し。[投票]
★4捨身の一撃(1955/米)当時濫造されたウェスタンの小品に過ぎないし、テレビ時代になってこれが飽きられたのもようく理解できるが、しかし今となってはこのような安定した技量が失われたことを残念に思わずにいられない。もっともっと再評価すべき監督ジョセフ・H・ルイスによるランドルフ・スコット主演の佳作西部劇。 [review][投票]
★2柳生武芸帳(1961/日)この「ニュー東映」版第一作は稲垣浩版と違い柳生十兵衛・近衛十四郎が主役であり稲垣版で三船のやった霞の多三郎は重要な役だが脇役で品川隆二が演じている。また本作はコメディシーンが多く、特に立原博が目立ちすぎている。その一方、近衛や品川がシリアス過ぎる演技をするものだからとてもアンバランスな印象を受ける。 [投票]
★3お嫁においで(1966/日)内藤洋子は殆どどうでもよい役なのだが独特の押し出しの良さは感じられる。ヒロイン沢井桂子を巡って加山雄三黒沢年男が張り合うが、加山が格好良すぎて困ってしまう。実はこの映画で一番楽しめたのは沢井の友人役の女優達。松本めぐみ(後の加山夫人)、菱見地谷子(百合子、アンヌ隊員)、小林夕岐子等の顔を見ることが出来る。[投票]
★3忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1962/日)本作は吉良役の市川中車に尽きる。なんという嫌らしさ、素晴らしい。また相対する加山雄三の内匠頭もなかなかいい。お坊ちゃんぶりと高潔さがこの役によく合っている。という訳で圧倒的に前半部が面白かった。後半は多くの登場人物に見せ場を作るための演出と荒い繋ぎに終始する印象。ただし、こゝでも伊福部昭の音楽が映画を支える。[投票]
★3CODE46(2003/英)オシャレだけど臨場感の希薄な嘘っぽい映画だが、プロット展開への好悪を別とするなら演出、画面造型は的確かつ品良くまとめられており、映画のムードを堪能することができる。サマンサ・モートンはいいと思う。特にクラブで彼女がダンスするシーンは突出した画面。このシーンがあるとないとでは全く印象の違う映画になっただろう。[投票]
★3シマロン(1960/米)ウェスタンといってもいわゆる大河ドラマであり特に後半は冗長な印象が残る。はっきり云ってアンソニー・マンの中ではかなり落ちる方だ。まず、ヒロインのマリア・シェルが良くないと思う。彼女の性格付けに関するマンの演出は一貫性を欠いている。 [review][投票]
★3エルマー・ガントリー 魅せられた男(1960/米)全体にリチャード・ブルックスの演出は演劇的で仰々しい。特にこのバート・ランカスターのオーヴァー・アクト。勿論これを楽しんで見ればいいのだが、それは映画とは別のものを楽しむ行為だろう。 [review][投票]
★4初姿丑松格子(1954/日)かつての鳴滝組メンバー滝沢英輔の時代劇。なんと溝川に浮かんだ提灯のカットがファーストカット。すぐさま山中貞雄の『人情紙風船』を思い起こしてしまう。確かにこの映画も全編に亘って無常感漂う作品だ。 [review][投票]
★3何がなんでも首ったけ(1961/仏)ほんとに毒にも薬にもならないラブコメディで、それは悲しくなるくらいだが、そう思って観念して見ると、まあ怒るのも大人気ないかという気になる。スキーリゾートへ行ってからのアラン(ミシェル・シュボール)とBBの絡みが楽しめました。ナイトクラブでのアランの幻想シーンだとか。ラストはメタメタ。[投票]
★3世界を賭ける恋(1959/日)いかにも日活映画らしいブルジョワ家庭を舞台にした清らかな映画で人間の闇を描こうというような意志は微塵も感じられないが、これはこういう類いの映画だから良いのだ。特に前半の裕次郎浅丘ルリ子の恋の顛末、滝沢英輔の演出はとてもいい。 [review][投票]
★4無法松の一生(1958/日)阪妻と三船を比較したくなる、或いは宮川について言及したくなるのは人情だが、こゝでは置いておくとして、本作の特筆すべきは何といってもラスト近くの雪景色だ。この街並みはセットなのだろうか。書割だろうか。どうやって撮られたのだろう。素晴らしい雪景色の造型だ。その後の「走馬灯」のイメージはイマイチ。[投票]
★3歌え!ロレッタ愛のために(1980/米)主役の二人も勿論いいのだが、スペイセクの父親役を「ザ・バンド」のレヴォン・ヘルムがやっていて、彼の朴訥な雰囲気がとてもいい。駅の別れのシーンは美しいシーンだ。またパッツィ・クラインを演じるビヴァリー・ダンジェロも見事な貫禄を示す。これらの人物が退場してから後半にかけてテンションが下がってしまい残念。[投票]