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ゑぎさんのコメント: 投票数順

★4いつも上天気(1955/米) 映画産業の優位性を信じて疑わないかに見える(虚勢を張っているのかもしれないけれど)『巴里のアメリカ人』や『雨に唄えば』という映画の数年後にこの映画は製作されている... [review][投票(1)]
★4ハートに火をつけて(1990/米)冒頭の目撃シーンの移動撮影なんかも見事だが、この映画が本当に良くなるのは、映画の中盤から。デニス・ホッパージョディ・フォスターに手錠をかけた瞬間から「映画」が始まる。メチャクチャいい加減なストーリ展開だが、画面は真に「映画」だ。[投票(1)]
★4飛べ、バージル プロジェクトX(1987/米)空を飛ぶことを夢見るチンパンジーが主役の話、というだけでも心ときめくものがあるが、この映画のジョナサン・キャプランはちょっと凄い感覚だ。チンパンジーに対して立派に視線の演出をつけている! [review][投票(1)]
★5ソナチネ(1993/日)正真正銘の傑作。やっぱり北野演出の現時点での最高作はこれだろう。静と動をこれだけ際だたせて描いた映画は世界映画史上でも希ではないか。 [review][投票(1)]
★4ギャラクシー・クエスト(1999/米) 全体的にとてもチープな作りなので、そこが不満、という向きもあるかと思うが、この映画はチープさこそが魅力でしょう。主要登場人物は皆いいけれど、中でもアラン・リックマントニー・シャローブのキャラクターが好きですね。 [投票(1)]
★4ヒマラヤ杉に降る雪(1999/米)法廷で背筋を延ばし思い詰めた表情で座っている工藤夕貴のショットがとてもいい。 [review][投票(1)]
★4マイ・レフトフット(1989/アイルランド=英)ダニエル・デイ・ルイスは面白い!例えば『レインマン』のダスティン・ホフマンなんかよりずっと好感が持てるし、ずっと映画的だ。それは「現実らしさ」という尺度を超えた映画の画面としての訴求力に他ならない。[投票(1)]
★3ゲット・ショーティ(1995/米)悪くないし面白いんだが、パンチがない。いや、物足りないと言った方が正解。 [review][投票(1)]
★5夜の人々(1948/米)夜の人々』は悲痛な美しさをもった白黒映画だ。『俺たちに明日はない』のラストの派手派手しさが子供騙しのように感じられる。 [review][投票(1)]
★4まぼろしの市街戦(1967/仏=伊)ひなげし(ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド)が自転車に乗る姿が好きだ。こういうシーンを見ると、映画において自転車は常に幸福の象徴だと思えてしまう。[投票(1)]
★1ミッドナイトクロス(1981/米)ヴィルモス・ジグモンドの撮影によってかろうじて映画だと言える。まあそれくらいジグモンドの撮影は素晴らしく、ブライアン・デ・パルマの演出は陳腐だ。 [review][投票(1)]
★3奇人たちの晩餐会(1998/仏) タイトルから想像していたものとは随分違っていた。ま、悪くはないけれど、映画的な題材じゃないように思う。[投票(1)]
★4たそがれの女心(1953/仏)一時も動きを止めない流麗なカメラワーク。舞踏会を繋げたカットの美しさ。宝石商の美術装置がとても面白い。[投票(1)]
★5輪舞(1950/仏)ダニエル・ダリューの美しさが光り輝くばかりだが、他の女優陣も皆素晴らしい。シニョレの退廃もシモンの小間使い姿もジョワイユのコケットもミランダの妖艶もそれぞれに匂い立つような、それでいて洗練さを合わせ持った美しさがある。 [review][投票(1)]
★2ペイ・フォワード 可能の王国(2000/米)いい加減な展開、人物の動機描写の希薄さには首をかしげざるを得ない。 [review][投票(1)]
★5ポーラX(1999/日=スイス=独=仏)やっぱりカラックスは本物。全編ただならぬ緊張感。森を2人で徘徊しながら女の過去を聞くシーン。数人で町を歩くだけのシーンの素晴らしさ。成瀬だ! [投票(1)]
★4クッキー・フォーチュン(1999/米)ジュリアン・ムーアの曖昧な表現とパトリシア・ニールの貫禄が素晴らしい。パトリシア・ニールの声質! [review][投票(1)]
★4普通じゃない(1997/米)ホリー・ハンターが素晴らしい!もうそれだけでこの映画大好き。お話のいい加減さや独善的な処理が帳消しになる。 [review][投票(1)]
★5CURE/キュア(1997/日)それにしても凄まじいノイズの映画。私はいまだに洗濯機の音を聞くと、この映画を思い出す。 [review][投票(1)]
★4モンパルナスの灯(1958/仏)ベッケル映画の男女の関係は、殴り殴られる関係にある方が良いことをしみじみと感じてしまう。 [review][投票(1)]