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ゑぎさんのコメント: 投票数順

★4おとうと(1960/日)市川崑宮川一夫の代表作で、宮川の「銀残し」の効果がつとに有名な映画だが、実をいうと、波や提灯のような映画の風景とは異なる繋ぎのカットは私の好みではないし、オーヴァーラップも巧くない。 [review][投票]
★2優駿 ORACION(1988/日)こういう作り方をしてはいけないと思う。少なくもドラマの部分はこれではテレビである。パラレル・カットバックもフラッシュ・バックも駄目駄目駄目。救いは根本騎手の魅力だろう。このストーリは騎手を主役として描くべきなのだ。レース・シーンは格好良かった。 [投票]
★4クロコダイル・ダンディー II(1988/豪) いい。ちょっと大袈裟かもしれないが、ハワード・ホークスを想起させるくらい良い。演出は派手さがないが安定した良い画作りだ。 [投票]
★4口紅殺人事件(1956/米)恐ろしく無駄のない映画。この映画では、ラングの光と影のスタイルよりも、その演出の経済性について大いに感心させられた。[投票]
★3皇帝円舞曲(1948/米)このフォンテーンはオバサンに見えてガッカリ。それでも、せめて登場カットくらいもう少し美しく撮ってほしかった。まあ、ワイルダーにそこまで求めるのは酷というものか。しかし『失われた週末』と『サンセット大通り』に挟まれてこれがあるのだからワイルダーも面白い。[投票]
★4地獄の英雄(1951/米)最後まで悪党達の映画にして欲しかったのだが、これは実に面白いと思う。ビリー・ワイルダー監督作の中で、最も視覚的な映画だろう。[投票]
★5ねえ!キスしてよ(1964/米)この自分自身を演じているとしか思えないディーン・マーチンの出鱈目ぶりがたまらない魅力だし、レイ・ウォルストンの家(町外れの一軒家)のたたずまい、その夜のシーンなんて忘れられない。アレクサンドル・トローネルの造型の素晴らしさ。[投票]
★3悲愁(1978/独=米=仏)マルト・ケラーが全く視線の演技が出来ない女優で、いいところで泣き声を上げるばかりだし、中途半端な演出の連続もある。しかし台詞は素晴らしいし、卓越した伏線等プロット構成の妙は評価されるべきだろう。ワイルダーダイアモンドは世界一頭の良いシナリオチームだと思う。それは映画の映画らしさを知る知らないを別として。[投票]
★4マルメロの陽光(1992/スペイン)現役監督では世界最高の演出家の『エル・スール』から十年後の作品だ。エリセはどこへ行ってしまうのだろう。ジョン・フォードが好きで、ジョン・フォードに留まっている訳にもいかないだろうが。しかし、この映画は他のどの映画を作るよりも冒険的ではある。公開当時感じたことだが、『許されざる者』を作る方がずっと簡単だ。 [投票]
★4マクベス(1948/米)全編息をのむワンシーン・ワンカットの連続。スタジオだけで短期間に撮ったことがありありと判るチープさなのだが、イメージの豊かさは驚異的だ。 [投票]
★4ピアニストを撃て(1960/仏)いい。実にいい。 ピアノで始まりピアノで終わる。「母親の命にかけてマフラーは日本製だ」という科白で始まる唐突なギャグも悪くない。 [投票]
★4侠女(1971/香港)見事な映画の、活劇のノリ。 [review][投票]
★4モダーンズ(1988/米)キャラダインのなんと恰好いいこと!ジョン・ローンがみすぼらしく見えて仕方がなかった。ルドルフルドルフたる才気溢れる演出。のっけから延々と視線の演出だ。書き割りといい絵画の使い方といい、実に可愛らしい。『ニューヨーカーの青い鳥』のラストのエッフェル塔が、この映画に繋がっていたかのようだ。[投票]
★3メイド・イン・ヘブン(1987/米)感心しない。何よりもミスキャスティングだろう。ティモシー・ハットンじゃ無理だろう。ケリー・マクギリスアラン・ルドルフの好みじゃ無いのではないか?決して悪い出来ではない。この映画でも演出の才気は充分に感じられる。しかし、ルドルフらしい格好良さがない。[投票]
★4カメレオンマン(1983/米)相変わらずこの映画でも、ミア・ファーローが素晴らしくいい。ミア・ファーローをこれ以上センチメンタルに撮らないところが、ウディ・アレンらしさなのだろう。彼の頭の良さはよく判るが、しかし映画的才能の欠如も同時に見すかせて辛くなる。とても面白い映画なのだけれど。[投票]
★4ミステリー・トレイン(1989/米)「西部劇」という科白が出て、次のカットが床屋。この絶妙な呼吸。足でライターを扱い煙草に火を付けるという映画史を馬鹿にしたような所作の演出。このシーンだけで工藤夕貴は22世紀の映画ファンから神格化されているだろう。ちょっと計算見え見えだが、ジャームッシュは頭がいい。[投票]
★3チンピラ(1996/日) 私は映画の脚本を読む趣味がないので、川島透版とこの青山真治版のどちらが金子正次の脚本に忠実なのか判らないが、しかし二作は全く趣の異なる映画だ。 [review][投票]
★4ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998/英)ミュージック・クリップ的な演出が少々くどい部分もある。カードゲームで負けた直後の場面、強奪後4人で馬鹿騒ぎする場面。しかし、それでも悪くない。子連れの取り立て屋がいい。こういうキャラクタを作れるのがいいのだ。[投票]
★4天国は待ってくれる(1943/米)この美しさはどうだ。カラーに真にハッとするのはテクニカラーだけだ。ジーン・ティアニーの美しさ!チャールズ・コバーンの豊かさ![投票]
★4聖なる酔っぱらいの伝説(1988/仏=伊)エルマンノ・オルミにしては峻厳さがなく落ちる、という声もあるかもしれないが、私にとっては、充分に映画の幸福を感じられる素晴らしい出来映え。 [review][投票]