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ゑぎさんのコメント: 投票数順

★3大菩薩峠 完結編(1961/日)クレジット開けはお玉−近藤美恵子が宴席の庭で三味線片手に「間の山節」を唄うシーン。俯瞰のクレーン移動で彼女に寄って行くカットから始まる。このカットの手間のかけ具合から本作のヒロインは近藤美恵子だとすぐさま了解するが、結局、近藤は最後までイマイチ目立たないまゝだ。 [review][投票(1)]
★4ロッキー・ザ・ファイナル(2006/米)なかなか好感の持てる仕上がり。編集がいい。特に前半、ディゾルブ繋ぎを何度も繰り出して情感を盛り上げる。或いはフラッシュバックの中のタリア・シャイアバージェス・メレディスの扱いなんかも絶妙の尺だと思う。 [review][投票(1)]
★2眠狂四郎魔性剣(1965/日)シリーズ6作目。3作目『眠狂四郎 円月斬り』の脇キャラで伊達三郎が演じた「むささびの伴蔵」の妹として嵯峨三智子が登場し、狂四郎をつけ狙う。この妹も花札を手裏剣のように投げるのが得意技。伊達は全く別の悪役で登場するという相変わらずのいい加減さだが、しかし嵯峨に魅力がない。 [review][投票(1)]
★3キリマンジャロの雪(1952/米)回想によるプロット構成がどうにも散漫、かつ展開は強引、という梗概レベルでの欠点が目立ってしまうが、しかしこれはレオン・シャムロイの色遣いを楽しむ映画だ。例えば、ベニー・カーターがアルトサックスのソロを聞かせるパリのバーのシーンなんて溜息モノです。 [review][投票(1)]
★3小島の春(1940/日)豊田四郎は矢張り社会的テーマ性よりも端正な画面を見せたかったのだろうと思わせる。とても好ましいことだ。 [review][投票(1)]
★3プーサン(1953/日)市川崑の映画に「品がない」とか「アップがダメ」とかもう書き飽きたのだが、こゝでも同じことを繰り返さなければいけない。例えば開巻近くの酒場のシーンなんてわりと良く出来ているのだが、矢張り品のないアップ挿入があり興醒める。 [review][投票(1)]
★3山のあなた 徳市の恋(2008/日)現在の製作状況でこれだけ旧作を映し取ることができたのだから、上出来だろうと思う。宿の前の往来がCG処理でもいい。(でももうちょっと上手くやって欲しいけど。)ロケーション撮影は美しい日本の自然が溢れており「やっぱり、総天然色もいいよなー」と一瞬だが思ってしまう。 [review][投票(1)]
★3ひき逃げ(1966/日)成瀬巳喜男は子供を殺すことなんか平気のへっちゃら。しかも、それはむごい演出。つまり、成瀬は映画に対して頑なに倫理的である。 [review][投票(1)]
★4スペル(2009/米)ガーナッシュ夫人大好き!アメリカの子供達の悪夢の源泉と云われる例の「西の魔女」の数倍は怖い。というか汚くてイヤ!だから大好き! [review][投票(1)]
★4天使(1937/米)ドアの映画。ドアが主役、とまで云うとディートリッヒに怒られるかも知れないが。つまり、本作のディートリッヒも「ルビッチのドア」と拮抗するぐらい存在感があるということ。:-) [review][投票(1)]
★5紐育の波止場(1928/米)本作でも緩やかなディゾルブによる情感創出は比類ないものがある。これはサイレント映画の到達点だ。正真正銘の大傑作。 [review][投票(1)]
★5間諜X27(1931/米)掛け値なしの大傑作。もうファーストカットからしびれっぱなし。情感たっぷりの長いディゾルブと軟調の画面が抜群の効果を発揮する。全編密度の濃い演出の連続、フォトジェニックな画面の連続だ。そしてときに激しい、まるで叩きつけるような「ドナウ川のさざなみ」のピアノ演奏が胸に迫る。いやあ感動しました。 [review][投票(1)]
★4我が道を往く(1944/米)リーゼ・スティーヴンスビング・クロスビーの楽譜にサインをしてくれ、と頼むシーンの最後の彼女の所作、楽譜のサインに息を吹きかける顔の表情なんか、ほんとうに演出家の仕事だと感じ入る。こういう部分が随所にある。 [review][投票(1)]
★4ザ・スパイダースの大進撃(1968/日)いやあ冒頭数カットには興奮した。日活のロゴのKマークが宝石にディゾルブする。宝石がタンバリンの側面に組み込まれる。すると宝石が今度は夕陽にディゾルブ。そして次のカットが空を飛ぶ旅客機。というこの一連のカッティングは凄い映画的!全体にいい加減な映画だが、矢張り中平康の演出はいい。 [review][投票(1)]
★4砂塵(1939/米)これもとてもよく出来た西部劇だ。全体にハル・モーアの撮影が素晴らしい。光の扱いが実に良く、小さな斜光や逆光を巧みに利用した驚きに満ちた画面が繰り出される。ジョージ・マーシャルも見直さなくては、という思いに駆られる。 [review][投票(1)]
★3ザナドゥ(1980/米)ジーン・ケリーの邸宅でレコードを聴くシーン。オリビア・ニュートン・ジョンの唄う「You made me love you」(あゝジュディ!)がかすかに聞こえ、その後2人で踊りはじめる。やっぱりこゝが一番の見せ場だろう。この部屋が意味不明にでかい、まるで無声映画のようなセットである点もご愛嬌。 [review][投票(1)]
★4馬(1941/日)四人の撮影者の分担が興味深いのだが、ルックの相違は余り感じられない。ただ、三村明の室内撮影だけは重い質感で違いが判る。全体に自然を美しく撮ろうという意志の殆どない演出なので、そうなると撮影の見せ場はどうしても雪を扱う冬のシーンに多くなる。あと、屋内シーンのマルチカメラ撮影は見当たらない。 [review][投票(1)]
★4殺陣師段平(1950/日)科白、特に演技論の部分は黒澤明らしく青臭いというかお説教臭い。(なんて、つい嫌味を云いたくなりますが、いや多分、原作にある科白なのでしょうね。)しかし、流石にマキノはちゃんと演出の映画にして見せてくれています。画面を見る限り、黒澤臭さが全くない、誰のものでもないマキノの映画になっている。 [review][投票(1)]
★4ホーム・スイート・ホーム(1914/米)花に囲まれたリリアン・ギッシュドロシー・ギッシュ姉妹の登場シーンやリリアンの臨終カット、或いは海岸線を馬で駈ける大俯瞰なんかを目の当たりにするとグリフィスの画作りに対するココロザシというか、野心を感じることができる。それはエピローグの昇天する天使の画面もそうで、こゝも感動的な画面だ。 [review][投票(1)]
★5乗合馬車(1922/米)矢張り調子の良いヘンリー・キングは最強なのだ。ファーストショットの田舎の風景、煙突から煙を吐く小屋の佇まいを見ただけでグッと来る。ここから一巻目で描かれる平和な村の描写、無垢で純真なリチャード・バーセルメスの造型だけで既に傑作に違いないと思う。 [review][投票(1)]