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ゑぎさんのコメント: 投票数順

★3雲の上団五郎一座(1962/日)舞台のシーンは殆ど2台のマルチカメラで撮影されダイナミックなカッティング・イン・アクションを見せる。特にフランキー堺森川信の勧進帳が見もの。二人の芸もだが、このカッティングにはしびれる。『バンド・ワゴン』の「ガール・ハント・バレエ」のカッティングを想起したぐらいだ。(ちょっと大げさ) [review][投票(1)]
★4兄いもうと(1936/日)成瀬版と比べても甲乙付けがたい傑作だ。タイトルの後、主要な配役がバストショットで紹介されるのだが、最初に竹久千恵子がバスの中で煙草を吸うバストショットが来る。このカットが実に格好良く、もうこゝで既に心を掴まれてしまう。 [review][投票(1)]
★4ナイト&デイ(2010/米)二人のスターのキャラクター設定、特に現実離れした(殆ど漫画といっていい)ヒロイックな言動・リアクション演出に負うところの大きい映画だ。二人以外の例えばピーター・サースガードにしてもポール・ダノにしてもヴィオラ・デイヴィスにしても全く普通の演技をしており、二人の突出を顕著なものにしている。 [review][投票(1)]
★5ホーリー・モーターズ(2012/仏=独)傑作。なんという刺激に満ちた映画だろう。開巻の白樺が描かれた壁の造型を見た瞬間、既に飛び抜けたビジュアルセンスを感じる。そしてラストまで、ずっとニヤケっぱなしになり、映画って楽しいなって心から思うことができる。 [review][投票(1)]
★3ポテチ(2012/日)まずこの尺に収める映画を成立させること自体がある種の野心だと思うし、尚且つ尺の物足りなさを感じさせない出来上がりという点には大いに好感を持つ。 [review][投票(1)]
★3ゴールデンスランバー(2010/日)原作既読で見た。映像で提示されてみると、スケールの小ささ、例えばモブシーンの物足りなさがかなり目立つ。裏通りを歩く若者たちの違和感だとかもだ。このような物量含めたスケール感の問題がいかんともし難い。 [review][投票(1)]
★4黄金の腕(1955/米)見事なスタジオ映画。もう殆どのシーンがスタジオセットでの撮影で演劇的に見える部分もあるけれど、やはりオットー・プレミンジャーらしい縦横無尽なカメラワークが映画の視点を獲得し続ける。 [review][投票(1)]
★3誘惑(1948/日)この映画、もしかしたら公開当時もそうだったかも知れませんが、今見ると、かなりトンデモ映画の香りがします。そういう意味で、とっても楽しめる映画です。 [review][投票(1)]
★4ハレルヤ(1929/米)トーキー初期でアップ挿入は少々ぎこちない。ただ、屋内シーン等で2台カメラでのマルチ撮影と思しきシーンがいくつかあったり、屋内で天井が映っているカット(葬式のシーン)もあって驚かされる。 [review][投票(1)]
★3ジェロニモ(1993/米)アルドリッチの『ワイルド・アパッチ』(1972)を地平の果てに追いかけるような映画だ。ま、一生かかっても足元に近寄れないのだが、しかし本作のような映画が10年に1本でも良いから生まれることを私は希望する。追いつけなくても、追いかけているだけでも素晴らしい。 [review][投票(1)]
★4黒水仙(1946/英)やはりまず第一にジャック・カーディフの色遣いのことを云わずして何を云うべきか。『天国への階段』は若干着色っぽい違和感のある仕上がりの印象があるのだが、本作になると、もう夢のようなテクニカラーが現出している。 [review][投票(1)]
★3ピープル・ウィル・トーク(1951/米)これもさすがにマンキウィッツ、手馴れた演出だ。非常に作り物めいた筋書きなのだが、見せるところは視覚的に見せる。特に前半が良く、解剖学授業で美しい女の死体を登場させ頭巾を取ると長い髪が現れる、なんてドキリとする演出だ。 [review][投票(1)]
★3にあんちゃん(1959/日)確かに教育映画のようだ。「今村としては」という前置きは必要だが、画面がお行儀良すぎて面白くない。 [review][投票(1)]
★5抵抗〈レジスタンス〉 死刑囚の手記より(1956/仏)私がこの映画の一番良い部分を上げるとするなら何と云っても汚物用バケツを中庭へ運び、汚物を下水溝へ廃棄するという日課を何度も反復する部分だ。こゝにモーツァルトのミサ曲がかかる。不謹慎かも知れないが思わずニヤけてしまう面白さ。成瀬『浮雲』の森と高峰が歩くシーンの反復を想起する。 [review][投票(1)]
★4不知火檢校(1960/日)面白い!主人公がこれだけ徹底して悪い奴、という映画はちょっと無い。(ま少しはあるんだけど、とりあえず無い、と云っておこう)。そういう意味では、勿論、勝新の役者生命を賭けた一世一代の造型が面白さの源ではあるが、プリプロダクション(企画・脚本段階)の功績も大きい。 [review][投票(1)]
★4トイ・ストーリー3(2010/米)クライマックスのゴミ処理場でのアクションは案外あっけなく、これなら2に劣る、と思っていたら、エピローグのアンディがとびっきり泣かせる。このキャラクターの優しさ と豊かさは最高。ただし、活劇としての強さで矢張り2に軍配を上げる。玩具でないキャラクター、アンディに映画を背負って立たせる選択もちょっと落ち着きが悪い。[投票(1)]
★4兄とその妹(1939/日)かなり技巧的な演出でプロットの繰り出し方もスマート。小津の『戸田家の兄妹』(1941年)と同レベルとまで云ってしまえば云い過ぎだが、これも非常に良く出来た映画だ。また、人物造型の点で本作の特筆すべきは矢張り桑野通子の明澄さだ。タイトルに「その」という、ともすれば不要とも思える指示語が付加されている意味はこゝにある。 [review][投票(1)]
★4ペーパー・チェイス(1973/米)まず本作も圧倒的な撮影の映画だ。夜の屋内の何と美しい光のまわり具合。映画を見ながら心の中で何度も「あゝゴードン・ウィリス!」とつぶやく至福。図書室のすりガラスの床(?)の触感はどうだ。教授の書斎のシーンでのリンゼイ・ワグナーへの繊細な照明に目がくらむ思いだ。 [review][投票(1)]
★3秀子の車掌さん(1941/日)もう成瀬だろうと誰だろうとどうでもよいと思えてくる。芳紀17歳の高峰秀子の輝くばかりの愛らしさをスクリーンで見ることができる喜びこそ映画の至福だ。 [review][投票(1)]
★3喜劇 誘惑旅行(1972/日)今回の旅行はフランキー堺倍賞千恵子夫妻のフィリピン旅行。観光映画として美しいカットがたくさんある。夕景のカットは悉く美しい。ただし、いろいろと盛り込みすぎて散漫になってしまったことも否めない。 [review][投票(1)]