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ゑぎさんのコメント: 投票数順

★3サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜(2019/米)カメラワークは手持ちが多用される。主人公ルーベン=リズ・アーメッドと、ルー=オリヴィア・クックとのシーンは、ほゞ手持ち。 [review][投票(1)]
★4鏡獅子(1935/日)菊五郎の舞については、やはり、何と云っても、獅子になってからの、振り毛(カツラ)を振り回す部分が圧巻の迫力だ。古い短いフィルムだが、今見ても大いに興奮する。画面造型含めて、完璧なものを見た、という感慨を覚える。 [review][投票(1)]
★3最後の決闘裁判(2021/米)「藪の中」的な面白さは僅少。第3章を基調に全体を描いて、100分くらいの尺に収めていれば、傑作になったかも知れない。 [review][投票(1)]
★4下宿人(1926/英)女性のクローズアップ。効果的な顔アップとディゾルブの多用。中でも特筆すべきは後半の下宿人=アイヴァー・ノヴェロとデイジー=ジューン・トリップによる2階の部屋でのキスシーンだ。強烈なアップ。映画史上でも最強のキスシーン演出ではないか。 [review][投票(1)]
★3ジェントルメン(2019/英=米)かなり面白く構成された活劇。ただし、ヒュー・グラントの回想(観察記録)と推測のフラッシュバックで進む形式は、推測まで画面化されると、何でもありの感じはしてくる。事実を時系列に繋いで、同様に面白く見せる演出が見たい、という感覚は残る。 [review][投票(1)]
★3一条さゆり 濡れた欲情(1972/日)猥歌から始まる。高橋明が唄う「ナカナカづくし」。本作はこの猥歌と江州音頭がすこぶる印象に残る。この音楽で随分と点数を上げているように思う。 [review][投票(1)]
★3団地妻 昼下りの情事(1971/日)本作の時点で、とてもカラミのバリエーションが豊かであり、サービス精神に溢れている。今見て私には違和感がない、それは云い替えると、迷いがないように見える、ということだ。 [review][投票(1)]
★3キングコングの逆襲(1967/日)冒頭は北極。そこから、太平洋の深海、コングの島、NY、北極、東京と場面を移す。東京上陸後は、増上寺(芝公園)、東京タワーが主な舞台となる。 [review][投票(1)]
★3浜の朝日の嘘つきどもと(2021/日)駅か?スーツケースを転がしてくる足。高畑充希の登場は、足から始まる映画の系譜だ。唐突に『東への道』の流氷のシーン。あるいは、町中を乗馬で行く甲本雅裕。映画館の前で、フィルムを燃やすオジサンは柳家喬太郎。 [review][投票(1)]
★4先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021/日)本作も車の映画。実は、ずっとニヤケながら見る。演出基調も撮影(光の回り具合)も好感を持つ。 [review][投票(1)]
★3シャン・チー テン・リングスの伝説(2021/米)トニー・レオンが若々しい。既に1000年生きているというのだ。ま、それはそれとして、渡辺謙真田広之よりも年下なのだから(同世代だが)、これぐらいやっても相応なのでしょう。 [review][投票(1)]
★3くじらびと(2021/日)本作のドローン撮影は確かに凄い。こういうことが出来るのだから、この技術革新は、やっぱり素晴らしいと、私とて思う。 [review][投票(1)]
★3太陽の墓場(1960/日)大阪は釜ヶ崎・ミナミ周辺を舞台に、二つのコミュニティの瓦解が描かれるのだが、異様なテンション、異様な映像。今見ると、大島の中でも異質に感じる。 [review][投票(1)]
★3フリー・ガイ(2021/米)キスの映画。キスシーンが3回。やはり1回目の海の夜景バックのカットが綺麗だ。2回目のキスを起点として展開する作劇は安易だと思う。3回目のキスを導く、ミリーの気付きの演出も、あざといと思うが、それでもこゝは感動する。キスの瞬間の暗転もいい。 [review][投票(1)]
★3ハーヴェイ(1950/米)「たかが映画じゃないか」(文藝春秋社刊)を読んだ時に、一番いつか見たいと思った映画かも知れない。見てみると、概ね期待値通りだったのだが、全くジェームズ・スチュワートらしい悠長な人物造型。 [review][投票(1)]
★3人も歩けば(1960/日)まず、フランキー堺による冒頭ナレーションが素晴らしい!こゝが全編でも一番良い部分かも知れない、と云うと、ちょっと寂しい物言いになるが、それぐらい、つかみとしては上々だ。 [review][投票(1)]
★4知られぬ人(1927/米)これは非常に面白い中編だ(55分を超えるので、規定上は長編)。舞台はマドリードのサーカス団。主人公は両腕が無い芸人のロン・チェイニーで、足で銃を撃ち、ナイフを投げる。 [review][投票(1)]
★4抜き射ち二挺拳銃(1952/米)タイトルがいかにもB級っぽい通俗的なものなので、損をしている気がするが、これも傑作だ。1950年代のドン・シーゲルは、本当に素晴らしい。 [review][投票(1)]
★3ラベンダー・ヒル・モブ(1951/英)米国アカデミー賞の脚本賞を受賞している英国映画。さもありなん、と感じるような、人物造型の良さ−憎めない、心優しき悪人たちを造型している部分もあるが、いい加減に過ぎないか、と思える展開もある。 [review][投票(1)]
★3白衣の男(1951/英)小規模な実験に成功したアレック・ギネスが、雨の夜、社長のセシル・パーカーの邸宅を訪れる場面は最高に可笑しい。執事とのやりとり、社長令嬢でヒロインのジョーン・グリーンウッドと社長本人も出て来た後、とんでもないドタバタに発展する。 [review][投票(1)]