[コメント] 拳銃無宿(1947/米)
敵役ブルース・キャボットらが牛泥棒をするのを阻止するシーンあたりでこの映画の奇異さが判ってくる。ある意味ポリティカルな観点でこの映画は実に興味深い。(しかもジョン・ウェインのプロダクションで製作されているのだ)
だが、そんな映画とは関係のない部分に感心するよりは、冒頭のモニュメントバレーを上手く映しこんだロングの画や、酒場のシーンの照明、その回り具合の美しさや、こゝでの殴りあいの的確な演出や、そして何よりもゲイル・ラッセルの魅力に思いをめぐらせるべきだろう。ジェームズ・エドワード・グラントという人はこの後、脚本家に専念したようだが、監督としてもいい線いったに違いない。
#冒頭、ハンク・ウォーデンがワンカット登場し電信屋と会話する。
#ブルース・キャボットの仲間の一人の名前は「ホンドー」
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