[コメント] 和製喧嘩友達(1929/日)
本作も現存するフィルムで云えばラストシーンが傑出している。25歳の小津は汽車と自動車の併走を同一カット(フレーム)に収めるなんてことをやっていたのですね。例えばフォードの『静かなる男』、例えばヴェンダースの『さすらい』を思い起こす。このラストシーンを見られただけでも望外の喜び。小津の天才の刻印。
(ゑぎ)
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