[コメント] キートンの大列車追跡(1926/米)
誰も超えられないコメディのアクションの大傑作!
巻頭とラストの叙情的なシーンを除くと、大ざっぱに言って、この映画は前半の将軍号奪還の追跡劇と後半の奪還後の追跡劇(逃走劇)に分けられると思うのだが、なんと言っても前半のアクションシーンは誰にも超えられない傑出した演技・演出だ。もの凄いコメディのそしてアクションのアイデアが詰まっている。キートンの生身のアクションの素晴らしさは言わずもがなだが、提示された小道具なり所作なりが全て伏線として画面で回収されていく、この快感!それがまた縦の構図で演出されているのだから、どれだけ撮影で苦労したことか。
コメディのそしてアクションの大傑作。こういう映画を大傑作と言うのですよ。
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