[コメント] 邂逅(1939/米)
シャルル・ボワイエの祖母を演じるマリア・オースペンスカヤの素晴らしいこと。「こゝはパーフェクト・ワールドです」という科白がアイリーン・ダンからあるけれど、もう本当にこのシーンのレオ・マッケリーの演出はパーフェクトだ。
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映画を見終った人むけのレビューです。
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オースペンスカヤの弾くピアノに合わせて「愛の喜び」を口ずさむダン。ボワイエとダンの視線の演出。オフで汽笛の音。そしてオースペンスカヤがためらいながら立ち上がり「汽笛なんて大嫌い」と云うこの間合い。心震えずにはいられないではないか。このシーンだけでなく心に残るシーン、カットは無数にある。
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