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[コメント] 落第はしたけれど(1930/日)

学生生活の描写は概ね非常に明朗快活だが、ラストはなかなか厳しいもので、小津の冷徹な眼差しを感じさせるものだ。また、人物のアクションを何度も反復させる演出への志向性は本作あたりから芽生えている。まだまだゴチャゴチャししており後年の清潔感はないとしても。
(★3 ゑぎ)

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