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[コメント] 女と男の名誉(1985/米)

これは「男」の映画だ。いかに胡散臭くなっても、こうやって男を描き続ける態度を非難してはいけないと思う。「情け無い男」であっても「男らしさ」を描いているには違いないのだから。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 不満はあるが、しかし、ジョン・ヒューストン、見せてくれる。最も脂がのっていた頃のキャスリーン・ターナーが圧倒的にいいし、問題は矢張りシナリオ、というべきなのだろう。それにしても、これは「男」の映画だ。実を云うと私はキャスリーン・ターナーが生き延びることを期待していたのだが、ジョン・ヒューストンがそんなことする訳無いのである。いかに胡散臭くなっても、こうやって男を描き続ける態度を非難してはいけないと思う。「情け無い男」であっても「男らしさ」を描いているには違いないのだから。

(評価:★4)

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