[コメント] スペル(2009/米)
ガーナッシュ夫人大好き!アメリカの子供達の悪夢の源泉と云われる例の「西の魔女」の数倍は怖い。というか汚くてイヤ!だから大好き!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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さて、映画はのっけから怒涛の演出で、もう少し緩急の「緩」が欲しいところだが、基本的に計算機処理をこれみよがしに使わない原初的な恐怖演出、アリソン・ローマンのリアクション演出と音響効果で押しまくるところが好感度大だ。BGMと効果音の音量は大き過ぎるきらいもあるが、音の使い方は上手いです。キッチンの壁に吊るされたフライパンがいきなり鳴り出す、というような部分。
全体に殆どコメディに近い描き方でもあり、そういう意味で、アリソン・ローマンが例えば『ターミネーター』のサラ・コナーのように強い女に変貌したかのように見せかけても、それはワンシーンのためだけの演出であり、パロディに近いものがある。ラストのラストは実は余り驚かなかったが、映画らしい倫理的な帰結でいい。(サブプライムローン問題との関係、という意味じゃないですよ。)
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