[コメント] ギルバート・グレイプ(1993/米)
難病ものにありがちだが、この映画でもディカプリオよりジョニー・デップの
抑制した演技が際だって観客に迫る。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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丹念にきめ細かく画面作りがなされていて好感が持てる。例えば、ジョニー・デップが車を運転するカットの後部窓越しに鉄塔の上のガスタンクを小さく見せておき、その後、ディカプリオに鉄塔を登らせる。このように小さな伏線を画面で提示・回収していく演出の抜かり無さは見事なものだ。
難病ものにありがちだが、この映画でもディカプリオよりジョニー・デップの抑制した演技が際だって観客に迫る。『レインマン』ならダスティン・ホフマンより、トム・クルーズの方が数倍良い、というのと同じ。
また、脇役達も皆良いですね。大好きなメアリー・スティンバージェンはちょっと老けちゃったけど色香があるし、ジョン・C・ライリーとクリスピン・グローバーのコンビも良い。
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