[コメント] 赤い殺意(1964/日)
私にとっての今村の最高作はこの映画。文句無く面白い。2時間半があっと云う間だ。春川ますみのすっとぼけた演技が何よりも楽しい。全てまるく収まったラストは少々都合が良すぎるかも知れないが、この御都合主義も含めてこれはまさしく「映画」だと思う。電車の扱いは『生まれてはみたけれど』を想起させる。
(ゑぎ)
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