[コメント] フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996/米)
私の好みで云えば、前半のギャング映画タッチに見せかけた部分の方が断然良い。冒頭の雑貨屋での店員と警官とのやりとりなんて異常な程の緊張感だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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展開上はサルマ・ハエックが変化する前と、してからにハッキリと分断される映画なのだが、それ以上にタランティーノが息絶える前と以後という境界線で、興味の対象がハッキリと分断される。つまり、前半はタランティーノがジュリエット・ルイスを蹂躙する予感において強烈に緊張感が維持されている訳で、タランティーノの早すぎる死によってジュリエット・ルイスとのからみの予感が廃棄された時点でとても失望感を感じてしまった。
とは云ってもバンパイア退治の面白さも大したもの。傑作と云って良いと思う。
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