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[コメント] 絹の靴下(1957/米)

これはちょっと驚くぐらい素晴らしいミュージカル。シド・チャリシーのニノチカ役もいいじゃないか。また、ピータ・ローレの違和感ぶりには目が釘付けになってしまう。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 ニノチカが焦げ茶の毛糸の靴下から絹の靴下へ履き替えていくダンス・シーンは『クリスチナ女王』の宿屋でのガルボの所作を想起させた。この映画で最も美しいシーンだ。

 ジュールス・マンシンピータ・ローレら3人のロシア人役も素晴らしい。特にピータ・ローレの違和感ぶりには目が釘付けになってしまう。テーブルと椅子の間でコサックダンスを踊ってしまうのだから!

(評価:★5)

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