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[コメント] 100万ドルの血斗(1971/米)

粋なオープニング。リチャード・ブーン達によってモーリン・オハラの家が襲われるあたりまでは実にいい出だしなのだが、ジョン・ウェインが登場しいつもの大らかなムードが漂いだすと徐々に中だるみしていく。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 1910年頃の事柄で自動車やオートバイが登場する。ウェインが老眼鏡をかけるというような『昼下りの決斗』(1962)の影響が伺えるシーンもあるが、殆ど時代のムードを伝えることを放棄した娯楽西部劇だ。中だるみはするが、ラストの決闘はなかなか良くできていて、予想以上にねばる演出。モーリン・オハラが冒頭しか絡まないのはどうしたものか。これには拍子抜けした。何かトラブルがあったとしか思えない。

ハンク・ウォーデンが運転手の役で登場する。

(評価:★3)

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