コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 馬鹿が戦車でやって来る(1964/日)

例えば犬塚弘の全く山田洋次らしいイノセンスやラスト近くの浜辺のカット−シュールだが同時に小津を想起させる絶品の構図だとか、とても良い部分もあるのだが、本作がイマイチだと感じる一番の要因は戦車の走行スピードにある。
ゑぎ

 つまりスピードが速すぎて映画的じゃない、重々しさ、禍々しさが足りない。だから破壊のエネルギーが感じられないのだ。あるいは喜劇の動きとしても中途半端だ。

 最も可笑しかったのは戦車騒動の最中の飯田蝶子のボケ演技です。飯田蝶子大好き。

#村会議員役の菅井一郎が「へそ黒」と呼ばれる。ツバメのことを「ツバ黒」と云う寅のことを思い出す。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。