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ゑぎさんのお気に入りコメント(1/136)

CUBE(1997/カナダ)★3 十数年ぶり再鑑賞。やはりアイデアが素晴らしい。水平方向だけでなく、垂直方向(上下)への移動があり得る設定としたことで、空間の無限性と「同じところに戻るかもしれない」という無常感を強める効果を生むとともに、落ちる・よじ上る・ぶら下がるというアクションを可能にした。 [review] (緑雨)[投票(1)]
奇跡の丘(1964/伊)★5 宗教絵画から抜け出してきたような魅力的な顔の連鎖 [review] (寒山)[投票(3)]
普通の人々(1980/米)★4 若かりし頃に観た際には真にこの映画を理解できていなかった。家庭を営む立場になった今では、この一筋縄でいかない危うさを実感できる。ordinary peopleに捧げられた映画であることに納得する。 [review] (緑雨)[投票(2)]
勝手にふるえてろ(2017/日)★3 終始止まない過剰な台詞を停滞させない画面構築、繊細に計算された自然音と効果音の使い分けや衣装など、脳内イメージの具現化が巧妙なのだが、その仕掛けが“くどさ”に転じる一面も。そんな監督の要求を体育会的頑張りで体現する松岡茉優の開花ぶりは見事。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
勝手にふるえてろ(2017/日)★5 内省的文学語りな自己表現の危うさをイタさの全肯定と恋愛への迷い無さを伴った演出の強度がぶっとばす。ギミックも冴え特に歓喜を表す他者語りが反転し社会関係の隔絶に転じるあたり鮮やかだ。恋愛は綺麗ごとじゃない。終盤の愁嘆場はそういう意味で完璧。 (けにろん)[投票(2)]
勝手にふるえてろ(2017/日)★3 物語構造の重層化が飽きさせない効果を醸し出す本編だが、いかんせんヒロインの腐りっぷりには気分が悪くなる。もちろん愛情はナルシシズムと合わせ鏡に過ぎず、内面の醜い臓物をぶちまけてなお、それを許容する者たちこそに宿るモノなのだろうが、松岡茉優には正直嫌悪感ばかりを覚えていた。それでもラストシークェンスで立派に目を奪うのは大九明子の力なのだろうか、それとも松岡の隠し力か。 (水那岐)[投票(2)]
婚期(1961/日)★5 嫁小姑の軋轢をメインにしてるが世界はそこに留まらず拡散する。全くロクなもんが居ないというニヒリズムが根底にあるのだが艶っぽさが絢爛で覆い隠される。入浴シーンのエロティシズムや随所の俯瞰ショットと「黒色」への拘りなど宮川の趣味が炸裂する。 (けにろん)[投票(2)]
岸和田少年愚連隊(1996/日)★4 笑いと暴力のインパクトは強烈ですが、それだけではなく、「人生は空虚である」という諦念にも似たドライな空気を感じ、そして、「お前らそんでどうするんや!」と井筒監督から熱く問いかけられているような・・・・そんな作品でした。 (TM(H19.1加入))[投票(3)]
足ながおじさん(1955/米)★4 中盤のダンスパーティーが、抑圧されてきた変態機動を高慢な恋敵の目前で開陳させることで途方もない浄化をもたらせば、後半のレスリー・キャロンの妄想癖が締め木のようにすれ違いストレスを搾り出す。浄化の溜めとなる抑圧作りに成功している。 (disjunctive)[投票(1)]
サボタージュ(1936/英)★4 昔サボタージュとはそんな意味だったというのも驚き。児童が小学校サボるなんて聞いたら当時の人は目を回すのだろう。 [review] (寒山)[投票(2)]
ニースについて(1929/仏)★4 開巻一番の大俯瞰ショットからして何故か視線をつかまれる。カット割は素早く展開するが、イメージの連鎖的なリズムを刻むように反復がなされ、同時にカット同士の反響がドキュメントとしての内実を担保する。見る欲望がそのまま撮る実践に至ったかのようなアマチュアリズム的幸福。 (ハイタカ)[投票(2)]
キル・ビル(2003/米=日)★5 突き抜けたバイオレンス・ファンタジーによるリアリズム批評の中に、強靭な芯が一本。深作も香港もアニメもマカロニも、全ては「情念」のために。なんか過激なギミック雑多にかき集めれば誰か喜んでくれるんじゃね?という浅薄さから程遠い、真摯な映画。求心力としての「情念」そのもの、ユマの澄んだ瞳に射抜かれる。こんなカッコいい映画だったのかと。 [review] (DSCH)[投票(4)]
スター・ウォーズ 最後のジェダイ(2017/米)★3 楽しい映画ながらどんくさい部分も多く、眼高手低の誹りは免れまい。好きな場面も少なからずあるんだけどな。 [review] (ペンクロフ)[投票(2)]
スター・ウォーズ 最後のジェダイ(2017/米)★4 わたしたちはいつかは過去を捨てて未来へ歩きはじめなくてはならない。今がその時なのだろう。 [review] (イリューダ)[投票(4)]
ウォール街(1987/米)★4 思想の対立項にもかかわらずマイケル・ダグラスとマーティン・シーンが表象においては概して類似の挙動を来してしまう。ハル・ホルブルックにして然りで、描き分けが金融オッサンという共通属性を超えられない。 [review] (disjunctive)[投票(2)]
インヒアレント・ヴァイス(2014/米)★3 アクションらしいアクションがほとんど無く、ダイアログだけで展開を追っていくのは観ていてツラいものがあるのだが、ミステリとしての結末に意味がある映画ではないのでまあいいか、という感じ。 [review] (緑雨)[投票(2)]
北北西に進路を取れ(1959/米)★4 スパイに間違われて大迷惑のケイリー・グラントが生き延びるためとはいえ本当にスパイのように行動できちゃう。人は、そう扱われるとそうなっていくのね、なんて。 [review] (なつめ)[投票(2)]
キャロル(2015/英=米=仏)★4 久々に映画らしい映画を観た。筋は数行で語り尽くせる程度のもの、セリフも最小限。だが、二人の視線と表情だけで世界が成立し、感情が痛切に伝わってくる。目が離せなくなる。 [review] (緑雨)[投票(3)]
乱れる(1964/日)★5 あたしゃどうしたらいいのか判らんよと狼狽えてばかりの三益愛子も印象に残る。その後どうされたのだろうと気の毒でならない(含『乱れ雲』のネタバレ) [review] (寒山)[投票(2)]
遊び(1971/日)★4 はじめは鬱陶しい大門正明をどんどん好きにさせられる。演出の力を感じる。ここではトータス松本そっくり。 [review] (寒山)[投票(2)]