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ゑぎさんのお気に入りコメント(1/143)

白昼堂々(1968/日)★3 藤岡琢也の代表作として尊重されるべき佳作だが総体淡泊。ベタ喜劇としてのしつこさに欠ける。 [review] (寒山)[投票(1)]
ローラ(1960/仏)★5 セリフが全部、歌に聞こえる。ストッキングの破れに気づいた時の、エーメの「あっ」は、史上最高の「あっ」だ。世界で一番美味しそうな、ぬるめのコーヒー。 [review] (動物園のクマ)[投票(2)]
シャーキーズ・マシーン(1982/米)★4 昔観たっきりでよく覚えてはいないが、前半部の『裏窓』と『めまい』を混ぜ合わせた感じには驚いたし、後半部のバート・レイノルズが舐める艱難と焦燥の鬼気迫る表現には唸った。この俳優には監督の才もあったと思わせられる。RIP (赤い戦車)[投票(1)]
寝ても覚めても(2018/日)★5 日本映画久々の怪作。 構成の素晴らしさと迫力ある演出。モラルと背徳、夢と現実を対等に見せつけられて狼狽える。別題「何で人と人ってうまくいけへんのやろなぁ」もしくは「朝子なにしてんの!」 [review] (pinkmoon)[投票(5)]
センセイ君主(2018/日)★5 変顔と変声で賢明に挑むヒロイン役の浜辺美波が熱演。友達役の川栄李奈もお笑いパートを上手く引っ張っているし、アオちゃん役の矢本悠馬って大河ドラマに朝ドラと全く違う顔を見せて器用な人だなあという印象。 主要人物の中で竹内涼真が楽している感じが若干残念だ。エンディングの "I want you back" は結構幼きマイケルに寄せたカバーになっていてこれまた一聴の価値あり。 (サイモン64)[投票(1)]
呪われた者たち(1962/英)★4 ビーチリゾートで暴れ回るバイクギャング団、丘向こうの軍の秘密基地、海中洞窟に隔離されたフリークキッズラボ等々、なんだかAKIRAの第一巻みたいな話だなあと思ってみていたが・・・風光明媚な港町の華やいだ空気と断崖絶壁のある高台の立地を駆使してダイナミックに展開する前半の追走劇と変人兄妹の確執のドラマは流石に見応えがある。反対にSF的想像力の貧しさの虜囚となった第三幕は学芸会の出し物のような白々しさ [review] (濡れ鼠)[投票(1)]
ハリケーン(1937/米)★4 馬鹿一徹の愛は軽挙妄動の単細胞連鎖で男をドツボ地獄へ追い遣るのだが、大自然の猛威は全てを無に帰する。その水量の莫大さと強風の激甚。カタストロフィと物語の強度が拮抗して互いに依存せず新たな地平へ映画を誘う。一種の純粋映画の境地に達している。 (けにろん)[投票(1)]
アウトロー(1976/米)★5 イーストウッド監督が初期の作品からすでに完成形にあったことに驚く。失った者への惜別、闘いの無意味さ、それでいて殺し合わなければならない哀しさ。相互理解と不寛容の間を行き来する監督の視点がはっきりしていて現代にも普通に通用する今日性(こんにちせい)がある。「グラントリノ」的な事はすでにできあがっていたんだなと思う。 (サイモン64)[投票(2)]
3−4X10月(1990/日)★4 たけしの造形は個性的でタカは没個性、でコワいのは没個性のほうだ。 [review] (寒山)[投票(5)]
靴みがき(1946/伊)★3 燃える映写機、月明かりに浮かび上がる白馬、主人公たちの坊主頭、差し入れの生卵。デ・シーカの作品に共通するやりすぎが、この作家のリアル。でも、不思議にいやらしくなく心に残る。 (動物園のクマ)[投票(1)]
世紀の光(2006/タイ=仏=オーストリア)★4 色濃い緑に熱気がむせる母の成就しない初恋の純情。若い僧侶に死んだ弟を重ねる歌う歯科医。反転して温度を感じない白い病院で出世より愛の深さを選ぶ父の情熱。地下に巣くうベテラン女医の旧弊の戯画。感情や記憶といった抽象が飄々と、次々に視覚化される楽しさ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
若者たち(1968/日)★4 ベストショットはあの主題歌流るるオープニング・タイトル。そういう歌詞だったのかと感銘を受けるという観方はいかにも邪道だが本作なら許されるだろう。佐藤オリエ大滝秀治が極上。 [review] (寒山)[投票(1)]
オン・ザ・ミルキー・ロード(2016/セルビア=英=米)★4 戦争なんて格好良くもないし、ドラマティックでもない、ただ殺戮行為と死体がそこにあるだけという事実。 [review] (TM(H19.1加入))[投票(2)]
銀座化粧(1951/日)★5 喜劇版『女が階段を上がる時』。間抜けな男列伝を描いてこの軽妙さは田中絹代と凸ちゃんの資質の違いなのか、ナルセがまだ若かったからなんだろうか。三島雅夫が素晴らしい。 [review] (寒山)[投票(2)]
マジェスティック(1974/米)★3 小説既読。どうも、脚本担当者と演出家が同じイメージを共有できてないような。E・レナード自らノベライズしたものに比べて全ての面で完敗。タメの按配(特に導入部分と運命の岐路となる局面)。立ち回り/偵察における空間の幅と奥行きの活かし方。主要キャスト5人は役柄とミスマッチな上に面魂が足りない。二人の好敵手の立場が二転三転するうちに地金が出る流れが本作の醍醐味なはずだが、映画はそのあたりの水路づけに無頓着 (濡れ鼠)[投票(1)]
マジェスティック(1974/米)★4 このブロンソンはなんだかかわいい。終盤のアクション演出も的確だが護送車襲撃シーンの演出も高水準だ。乱射で弾け飛ぶ西瓜という阿呆らしい画で観客の心を揺さぶる力業、車でトイレをぶっ壊すといった着想もよい。それにしても、こんな企画が平然と通ってしまうんだからやっぱりアメリカ(の七〇年代)はいいよなあ。 (3819695)[投票(1)]
マジェスティック(1974/米)★4 銃撃戦やアクションにおいて、誰がどこにいてどこに向けて銃を撃っているか、またはどこに視線を向けているかが実に明晰に描かれる。当たり前のようだが意外と皆できていないことなのだ。フライシャーらしい簡潔な描写が心地よい好編。 (赤い戦車)[投票(1)]
ねえ!キスしてよ(1964/米)★5 数々あるお気に入りワイルダー作品の中でも、飛び切りの一本。何度見てもハラハラドキドキの展開に吸い込まれる。そして、ラストのフェリシア・ファーの一言とアップで喜んでKOされるんだ。 [review] (動物園のクマ)[投票(2)]
スペース カウボーイ(2000/米)★4 映画にとって、「本当らしいことは少しも重要ではない」ということを教えてくれる(けしからぬ宇宙空間の音の扱い。だがそれがいい)。もちろん別の映画の使命があることも承知だが、これは純粋に愉しい映画。死に伍するにあたりユーモアを持ち出す映画に弱い私は、晴れやかな表情で憎まれ口を叩き合うクソジジイどもに憧憬を禁じ得ない。信頼の裏返しであり、年輪の証であり、悟りである。 [review] (DSCH)[投票(6)]
ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016/米)★3 来りて去りなむの定番展開がもはやパロディに迫る域に達している。汎用型フランケンハーマーズウィック演出に卒はない。女性を相棒にして濡れ場無くスピーディーで打撃と関節技に重きを置いた殺陣も好調。これは500円のちょい美味仕出し弁当。 (けにろん)[投票(2)]