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ゑぎさんのお気に入りコメント(143/202)

ライトスタッフ(1983/米)★5 記録の重要性を再認識させた作品 [review] (torinoshield)[投票(2)]
浮草(1959/日)★4 小津のカラー作品は相変わらず赤が印象的。ヤカンは絶対赤だし、若尾文子のメイクも頬紅がやたら赤い。しかし京マチ子若尾文子川口浩が出てるだけで、ここまで大映調になるもんかなぁ。同じ雁次郎杉村春子のコンビが出てる『小早川家の秋』は周りのキャストでまるっきり東宝調になってるし。不思議。['06.7.12DVD] [review] (直人)[投票(2)]
マイ・フェア・レディ(1964/米)★3 3時間もあるが軽快なミュージカルだからか、退屈せずに見れる。ヘップバーンは前半の蓮っ葉で下品な言葉遣いは、ちょっと無理があるが、コンプレックスの裏返しである拗ねた表情はヘップバーンならではの魅力。21歳には見えないが。笑  スタンリー・ハロウェイグラディス・クーパーが上手い。['06.7.12DVD] (直人)[投票(2)]
秋日和(1960/日)★4 原節子って「清純」って言われてるが、そう見えないんだよね。むしろ気が強くてふてぶてしそうに見える。でも、かつて嫁ぐ役を演じてた原節子が、娘を嫁がせて寂しさに涙するなんて役を演じてる姿は、感慨深くて何とも言えない。上手いなぁ。 [review] (直人)[投票(6)]
ダ・ヴィンチ・コード(2006/米)★5 歴史・宗教・表象などそれを学んできた者としては、頭フル回転で見る最高に刺激的な映画だった。壮大なフィクションだが、同時に歴史の脆弱性(ピース次第で歴史が変わるという)をついているあたりが、現実と照らし合わせて興味深かった。 (uko243)[投票(1)]
日本沈没(1973/日)★4 竹内均教授の講義が本当に素晴らしい。小林丹波藤岡の大暴れが三大怪獣ならば、教授の講義は小美人の唄に匹敵する。息を呑む美しさだ。 (ペンクロフ)[投票(5)]
マルクス兄弟オペラは踊る(1935/米)★4 パラマウント時代と違って起承転結がある。(06・7・15) [review] (山本美容室)[投票(1)]
或る殺人(1959/米)★5 映画を見る官能性を最高度に引き出してくれる傑作。法廷物の必須要件である会話の応酬が水際立ってスリリング。フィルムで描写された部分の更に向こうにいくつかの真実の可能性が奥深く息づいているところが見えてきて、『十二人の怒れる男』すらここまで及ばず。 (ジェリー)[投票(4)]
赤線地帯(1956/日)★5 多様な夜の女たちの生態を、厳しいセリフを織り交ぜて綴られる群像劇。古風で柔らかな三益愛子、優しさ故に、翻弄される二人の美神(ミューズ)京マチ子木暮実千代たち、そして痺れる程の現実主義者若尾文子。それぞれの人物像に立体性があり、人間の実相に迫っている。不可思議な香りもするテルミン風味満載(音楽黛敏郎)の運命交響楽。稀代のリアリスト溝口健二が、遺作にして始めて描いた抽象絵画。 [review] (いくけん)[投票(9)]
岸和田少年愚連隊(1996/日)★3 ナレーションが過剰。りょうこちゃんは可愛かったけど(唇が画面いっぱいに迫ってくる場面なんてなんともステキ)、彼女の語りが始まるたび「なんで突然おセンチモードになるかなぁ」と興をそがれる。非感傷的じゃない他の部分はとても魅力的なのに。 (tredair)[投票(2)]
岸和田少年愚連隊(1996/日)★5 構図がどうとか、カット割りがどうとか、そんな映像演出云々以前に、役者の演出が下手ではどうしようもない。井筒監督はそのベーシックな部分が抜群にうまくて好きです。人間への目線を喪失して演出理論しか見えなくなっている映画は痛いから・・。 (フォギー)[投票(1)]
リンダ リンダ リンダ(2005/日)★3 文化祭のライブでモッシュが起きるのでしょうか? [review] (Soul Driver)[投票(3)]
リンダ リンダ リンダ(2005/日)★4 等身大の何気ない高校生たちの日常。そこにはドラマらしいものは特にない。淡々としたごく普通の高校生生活描写。うまいなあ。ラストは小津で締めくくる。映像もずいぶん風格を持ってきて立派になった。脚本がないかのような自然体のセリフ。 [review] (セント)[投票(2)]
リンダ リンダ リンダ(2005/日)★4 一瞬、互いに分かり合えたような気がする。その時、自分自身が見えたような気がする。それは10代特有の錯覚で特権なのかも知れない。口あたり良いピュアな青春物語の形を借りながら山下敦弘らしいコミュニケーション不全に溢れたちょと意地の悪い映画。 [review] (ぽんしゅう)[投票(15)]
リンダ リンダ リンダ(2005/日)★4 「ぼく」のなかで眠っていた若き日々が甦ってくる。 [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(17)]
リンダ リンダ リンダ(2005/日)★5 青春映画の歴史に残る一作。原案、監督の演出、脚本、俳優、音楽プロデュース、etc、才能のあるアーティストの相乗効果ですべてのシーンに「微妙」な青春が光る。 [review] (SUM)[投票(2)]
リンダ リンダ リンダ(2005/日)★5 現実に学園祭で演るだけなら別にジッタリン・ジンでも何でもいいと思うのだが、映画としては絶対にブルーハーツでなければならなかったはずだ。今はとにかく山下敦弘に感謝。リアルタイムでブルーハーツを聴いていた僕たちの世代も納得の傑作。 [review] (ナム太郎)[投票(7)]
パッチギ!(2004/日)★4 フォークの主題歌がはまってますね〜。 当時の朝鮮人の高校生を身近な存在として描いていたのは好感が持てる。『GO』より単純な創りだけど、こっちのほうがじ〜んと来た。  [review] (スパルタのキツネ)[投票(10)]
パッチギ!(2004/日)★5 朝鮮人連行と、戦後も貧しい暮らしに追いやられたその人たちの、日本と朝鮮との間にあった過去にも目をそむけることなく、そういう過去を知って自分にできることを精一杯やっていく、その真っ当で爆発的な主人公たちの姿勢は、新鮮なみずみずしさがあった。 [review] (シーチキン)[投票(17)]
パッチギ!(2004/日)★5 初めて井筒作品で良いと思えた。とにかくこんなにすべての出演者が魅力的な作品は稀有で、映画はどれだけキャラクターを魅力的に見せるかが勝負であるかというのを実証したといえる。笹野高史の説教だけは熱演だっただけに映画の中での比重が高まりすぎたように思える。 (プロデューサーX)[投票(1)]