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[コメント] ココ・アヴァン・シャネル(2009/仏)

デザイナーとしての描写が非常に薄いのが難だけれどただあの時代の女性の立場やそこからどう自分の人生をデザインしたのかという点が見事に描けているので支持します。
t3b

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







昔のお妾さんかつ階級社会の時代の話なのでとにかく愛人でもやらないと展望が無いというところからスタートする。その中でオドレイ・トトゥが非常に上手く浮気する男との間で生まれる情緒の変化を演じている。そして仕事に生きて労働者と対立するシャネルとヴィシー政権下とその後の話が端折られる訳だけどそこまで描くとキリが良くないのか。

最後の鏡のシーンが映画ならではの面白さに溢れている。

(評価:★4)

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