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[コメント] ドクトル・ジバゴ(1965/米=伊)

共産主義の世の怖さを伝える映画って反戦映画の数と比べるとほぼ存在しないのでそれは価値があるけど、イギリス人の視点って事が気になる。大英帝国は世界中に植民地があった訳で(共産主義はそういうものを批判して成立した部分がある)踏まえて物を考えてるかというとかなり疑問が残る。
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**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ガンジーの映画もイギリス人が作ってるけど西洋文明(産業の高度化)の拒否で死んだ人があの国には一杯いるでしょう。アメリカのプロパガンダも嫌だけどイギリスの視点で他国の歴史を描くのもなあと思うよ。プランテーションとかソビエトでの労働の悲惨さって詩人が資本家をどう思うかなんてことと対比出来るもんじゃ無いでしょ。芸術家のエゴはソビエトでは成立しないって話だけにすればもう少し良い話になったかも。

(評価:★3)

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