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[コメント] 赤い天使(1966/日)

テンションの上げ方、持って行きかたが天井知らず。しかし、逃げ回ってた共産党の連中が強く描かれすぎなのはドラマ制作のためとはいえ、どーなんだろう。アメリカ軍とかにしたら実力差にもっと不自然を感じたからか?
t3b

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







究極状態での愛は増村がもっとも描きたかったものだからこれが代表作で問題無いと思う。

あとこの映画は反戦とかそういうのは無くて、趣味の映画ですよ。そうじゃないとあの手と足の切り取り放題や、最後まで観れば解るけど、若尾が恋愛だけのお人形扱いになっているのを説明出来ない。

増村は愛というより愛がある場所の状態に興味のある変な人だからこそ、その才能にみんな付いていこうとしたという人物。ジャンル映画でこういうのは結構あるのだけれど、ジャンルを超えて増村映画というのを確立して展開出来る能力があるので、私にとってはある意味カルチャーショックを感じた映画監督でした。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ゑぎ[*] picolax[*]

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