この頃たしか世界の恋人ブラピの妻の座に落ち着いた時期だし、「私、キャリアの方も充実させます。」って言わんばかりだ。人生に希望が見いだせない田舎の主婦っていう表情もどうしても白々しく見える。そんな先入観がなかったとしても、実際そんなに演技力ないから説得力がなくどこか薄っぺらい。同じ不倫物なら『ウェイトレス』の方がよっぽど質がいい。一方「俺、自分の仕事します。」と言わんばかりのジェイク・ギレンホール。こういう神経質な悩める青年役のオファーはこの頃多かったんだろうな。一時のブリタニー・マーフィーやジョバンニ・リビージがダブる。DVDで鑑賞しましたが、「まさかこんな映画にNG集つけてやしないだろうな。」と思ったらばっちりついてました。やっぱり・・　カットの後の初々しいジェイク君の笑顔が見られたのが唯一の収穫かも。（2011/2 DVD）