正確には10,050ウォン。韓国旅行へ行ったときに買ったＤＶＤで観ました。まあたかが千円ですが、されど千円。言わせて下さい。

なんだこのカスカスのプロットは・・・！　『オーシャンズ１２』とかいって働いてんのゼタ・ジョーンズとヴァンサン・カッセルだけやないか！！もうオーシャンズの全員要らんやんか！！刑務所入ってるやないか！あげくに誰が救出にくるかと思ったらお母ちゃんやないか！！！そんで最後は、「実は君が盗む前に、運び屋からちょろまかしたんだよね〜。」とかって得意げに自慢するな！！勝ち誇るな！！！ジュリア・ロバーツが本人役？！　いや、本人役ならまだいい。「そういえばテス、彼女に似てない？」って偽モンの役かよ！！ありえない。。それで騙せると思う奴らが、もとい、それで話を進めようとするソダーバーグ監督があり得ない・・観客をバカにしてんのか。。　『トラフィック』を撮った監督だと思いたくない。「俺ってこんなにビッグな友達いるんだぜ。格安で俺の映画に集まってくれるんだぜ。」ってことはもう分かったから、そんなことばっかしてると、人徳だけで脚本書く力なくなっちゃうよ。ジョージ・クルーニーも『１１』をリメイクする際に「オリジナルを観たけど、出演者が豪華なだけで脚本がすごくつまらなかったんだよね。」と言ってましたが、まったく同じ結果に終わってますぜ、兄さん。五十に見えるかどうかなんて気にしてる場合じゃないぞ。

日本語字幕が入ってなかったから、色々聞き落としてる部分はあるかもしれないけど、もう一度見直しても感想は変わらないだろうな。 ☆はオサレなローマ、アムステルダムの町並み＆出演者のみなさま（特にゼタ・ジョーンズ）にささげます。(05/6/4 DVD)