冒頭からクレムリン爆破で爆笑。もうそんな最終手段（しかも結構古いネタ）からのオープニング。安直すぎて誰もやらなかった力ずくのテンションの上げっぷり。文句が付けられません。最高です。

まずは謎の美女（アップカミングなニューフェイス）による暗殺、唯一の味方の長官いきなり撃たれて死ぬ、なんやかんや集まった仲間、背水の陣に伴う「遂行不可能な任務」、オールドファッションな変装、最新スパイ小道具、と思ったら普通に市販されてるi-pad、まさかのフルフェイスマスク、なんちゃってそんな古臭いことはしない、え？世界一高いビルを手袋一つで登れ？レッドはデッド？まじかなり死にそう、でもだいじょうぶ、やっぱまじで全員死にかけ！からの砂嵐の中のチェイス！チェイス！懐かしの高所からのダイブシーン！・・は若手に任せる！あれやこれやでほとんどの作戦は失敗してるものの核爆弾はすんでのところで阻止！！一件らくちゃーく！！！

・・・思えば昨今のハリウッド映画の冷え切った現状を、この偉大な「ハリウッドの若大将（ペペチーさんからご拝借）」の目からはどう映っていたのでしょうか。ここはいっちょワイが言わしたろかい。まずはキャメロンと共演して肩慣らしや。どや。皆そろそろワイの十八番見たいやろ。どや！ほなもう核兵器飛ばしたろかいな！！どや！！・・・・

トムと同じ年代に生まれて彼の映画を今この目で見ることができて、ほんとに幸せだなーと思いました。あともう一回は観に行こう。（2011/12/16　劇場）