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[コメント] ダンボ(1941/米)

勇気を振り絞って、弱虫の殻を破ったからこそ、ダンボは空を飛ぶことができた。でも本当は、ダンボが空を飛べたのは、影で支えてくれたネズミのティモシーの友情があったから。ダンボとティモシーの友情が、この映画の最大の魅力だと思う。
Pino☆

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 ティモシーが、泣き止まないダンボに落花生を割ってあげるシーンが大好き。ダンボを励まし、元気づける姿に、いつも、ウルウルしてしまう。ティモシーは、私の理想像。彼のように、どんなときでも思いやりを忘れない人間になりたいものだ。

***** <以下はピノキオのコメントと同じです> *****

 母の話では、私が幼少の頃、特に好きだった絵本が2冊あったそうだ。 その2冊の本は、とにかくいつも持ち歩いていたらしく、自分で絵だけをめくって読んだり、寝る前に何度も母に読んでもらったり、その絵本を見ながらクレヨンで絵を書いたりと、本当に楽しませてもらった。この本と一緒に過ごした時間はかなりのものだったと思うし、幼児期に受けた影響も少なくなかったと思う。最後には、本の背中のところが裂けたりして、ボロボロになってしまったそうだが、それでもセロテープで補強して、諦めずに読んでいたらしい。幼児期の私にとっては、宝物の様なものだったのだろう。

 物心ついた頃に、母からそんな話を聞かされたため、私は大きくなっても、その2冊の絵本を捨てることができなかった。おそらく、まだ今でも実家の押し入れの中で眠っているのではないかと思う。

 その2冊の絵本とは、ディズニーのアニメ映画を絵本化したもので、1冊は『ピノキオ』、そしてもう1冊が、本作『ダンボ』である。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (6 人)tredair TOBBY[*] 4分33秒[*] tkcrows[*] トシ sawa:38[*]

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