シーチキンさんのコメント: 更新順
ヒート(1995/米) | まるで池波正太郎の時代劇小説のような、渋くて重厚な、プロ=職人気質の世界を堪能できた。まさに、それぞれの「世界」で、それ、と知られた男たちが真っ向から激突するさまにしびれた。 [review] | [投票(4)] | |
地獄に堕ちた勇者ども(1969/伊=独=スイス) | 「あなたはナチズムがなんたるかを理解していない」という台詞があったが、私にもこの映画では、ナチズムがなんたるかは、よくわからんかったなあ。ただ、悲惨で陰湿な描写を通じて「地獄に堕ちた」ような退廃極まる印象が残った。 | [投票(2)] | |
ゴッドファーザーPARTIII(1990/米) | 前2作と比べると段違いにレベルが落ちる。だらだらと長く続く感じで、何よりも映画に緊張感がなく、印象的な「名場面」もない。これさえなければ、回を重ねる毎にレベルの落ちるシリーズ、とならなかったろうに。 | [投票] | |
ザ・インターネット(1995/米) | 日本公開は96年4月。その前年、95年の阪神・淡路大震災の時の情報伝達などで、インターネットが一気に脚光を浴びた。そしてWin95の登場ともあいまって日本でもインターネットが急速に広がっていくが、その時流にあわせた映画。 | [投票] | |
復活の日(1980/日) | 本筋にはほとんど関係なかったが、「Life is fun.」=「人生はいいもんだ」というセリフは、密かに私の人生のダシとなり、よくきいている。 [review] | [投票] | |
誘拐(1997/日) | グラサンかけずショットガン持ってなくても、かっこよかった渡哲也。古かろうとどうであろうと、骨太な社会派刑事モノとして、明快な主張を見た。 [review] | [投票(1)] | |
写楽(1994/日) | 「花魁道中」の描き方が、実によく雰囲気を出していた。高下駄を履き、八の字を描きながらしゃなりしゃなりと歩く、その姿が、江戸の粋の一つを表わしているようで印象的だった。 [review] | [投票] | |
アルゴ探険隊の大冒険(1963/英) | 思うに、私がギリシア神話が好きになったのは、幼い頃、この映画を見たからだろう。この世界のどこかで、巨人のような神々が、チェス盤を眺めるように下界を眺めている。これだけでもゾクゾクした。 | [投票(1)] | |
Shall we ダンス?(1995/日) | 真面目な人間をあたたかく見守る、実にオーソドックスなスタイルに、題材の珍しさもあって、かえって新鮮な感じがした。ワンシーンながら存在感を出した本木雅弘が印象的だった。 [review] | [投票(1)] | |
利休(1988/日) | 冒頭、利休の茶室を秀吉が早朝に訪れるシーンが秀逸。はっきりと意志をもって追求された美とは、どういうものか、門外漢の私でも目が覚めるように感じられた。このシーンだけで私はこの映画のことを二度と忘れない。 | [投票(1)] | |
雨あがる(1999/日) | 滑らかですばやい動き、派手ではないが緊張感あふれる、まさに空気をピンとはりつめさせるような殺陣。素振りだけで、剣豪というより剣の達人と感じさせた寺尾聰が素晴らしい。 [review] | [投票(3)] | |
魔女の宅急便(1989/日) | ホウキにまたがって空を飛ぶ。それだけで十分ワクワクさせるのだから、たいしたもんだ。 [review] | [投票(1)] | |
レッド・ブロンクス(1995/香港) | 豪快なアクションにがんばるジャッキー・チェンを、いつまでもいつまでも、見ていたい、というのは単なるファンのわがままなんだと、わかっているけど、やっぱり私はそういうジャッキーが見たい。 | [投票] | |
バード(1988/米) | 学生時代に、うまいと評判のカレーを食べにジャズ喫茶に足を運び、その都度、「うるせー店だなあ」と感じた私には、いささか荷が重かった。それでも、「ああ、ジャズってこんなもんだよなあ」とは感じることができました。 | [投票] | |
カサブランカ(1942/米) | ふられた男が、 [review] | [投票(4)] | |
百万長者と結婚する方法(1953/米) | 椅子に腰掛けて、足を投げ出すお姉さま方の姿が眺められただけで満足です。家具の扱いとか、三人の女性の何気ない会話がけっこうコミカルで楽しめた。 | [投票(1)] | |
ウォーターワールド(1995/米) | 設定のいい加減さを救ったのが、デニス・ホッパーのはまり具合。ケビン・コスナーは彼に足を向けて寝ないように。 [review] | [投票] | |
共犯者(1999/日) | ベタベタさが丸出しのB級アクション映画。小泉今日子の出演でそれなりに話題になり、竹中直人や内田裕也らががんばってはいるが、それでも安っぽいB級さが抜け切れない。B級の王道かな。 | [投票] | |
薔薇の名前(1986/独=仏=伊) | ヨーロッパ中世、キリスト教が隆盛を誇った時代の雰囲気はよく出ていたと思うし、あの時代、他のすべてを圧倒した神学の権威も感じられたけど、私には、それだけの映画に見えた。 | [投票(1)] | |
アウトブレイク(1995/米) | ダスティン・ホフマンが最初に出てきたとき、『レインマン』のイメージとダブってしまった。そのせいか、なぜかそれほど、暗くて怖いという感じがしなかった。 [review] | [投票(1)] |