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シーチキンさんのコメント: 更新順

★5ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう(1972/米)その一点に絞込み、しかも美人ばかりを選んで、それらしく見せることを貫いた態度は見事。考え抜いたというよりも、研ぎ澄まされたセンスがあるからこそしっかり笑える。また、ウディ・アレンにはSFの道を進んでほしかったなあとつい思ってしまった。 [review][投票]
★2僕らのミライへ逆回転(2008/米)「映画」をテーマにした心意気は買うし、個々にはくすっと笑える話もある。そう悪い出来ではないが、いささか突飛過ぎるというか、ご都合的な展開が今ひとつ。[投票]
★4現金に体を張れ(1956/米)話の筋を字面だけで追ってしまえば、今となってはありがちな話かもしれない。しかし、それを一陣の風とともに、完璧な構図と絵で見せられると何ともいえない爽快感と高揚感に包まれて、思わず声をあげてしまった。 [review][投票]
★2候補者ビル・マッケイ(1972/米)理想と現実のはざ間での苦悩とそのダメージみたいなことを描こうとしているのだろが、そういうものなのだろうと思い込んで見ないと、とてもそういう物語には見えない。観客の思い込みに助けられないと伝わらない、稚拙な演出ではないか。 [review][投票]
★2サブウェイ123 激突(2009/米)悪役トラボルタの描き方が期待外れ。単に切れまくるわがままなおっさんにしか見えなくて、その器の小ささにがっかりさせられた。それにやたらとチラチラさせる映像処理も煩わしいだけ。 [review][投票(2)]
★3続 夕陽のガンマン 地獄の決斗(1966/伊)最後の決闘シーンはかなり緊迫感がありぐっとひきつけるものがあった。しかし、それまでがあまりに長くてしかも「なくてもいいんじゃないの?」という話ばかりでいささか眠たくなってしまう。そのためその決闘シーンは文字通り目の覚めるものとなっていた。 [review][投票(1)]
★5夕陽のガンマン(1965/伊=スペイン)クリント・イーストウッドも渋くてかっこいいが、リー・ヴァン・クリーフがそれを上回る魅力を発揮している。また二人の最初の出会いの帽子をつかったシーンはくどいくらいに西部劇してて、噛めば噛むほど味が出る。 [review][投票(3)]
★396時間(2008/仏)単純明快でサクサクと進む小気味よい物語は、「絶対的正義」の下に存分にふるえる凶暴な暴力という快楽を刺激するなあ。[投票(1)]
★4グッド・バッド・ウィアード(2008/韓国)前半は筋道立てて運んできた映画が、後半になって物語の骨格を吹き飛ばすような、はちゃめちゃで、ドッカンドッカン、バキュンバキューンな映画へと変貌し、まるでかつての岡本喜八の映画を見ているようだった。 [review][投票(3)]
★5縞模様のパジャマの少年(2008/英=米)無垢にして無知なる8才の少年の姿を通して、無知であることの恐ろしさを描いたのではないか。あまりに衝撃的なその怖さに胴が震え、心底ぞっとした。 [review][投票(1)]
★53時10分、決断のとき(2007/米)みなぎる緊張感、迫力がありドラマチックな展開、終盤のクライマックスは必見の価値がある。「おお、西部劇だ、映画だ!」と骨の髄まで満足できた。 [review][投票(2)]
★4南極料理人(2009/日)役者の使い方、とりわけ堺雅人の使い方がべらぼうに上手い。これだけ狙った雰囲気を出せる役者というのは稀有ではないか。ゆったりとしたユーモアと誠実な人柄を感じさせる、と言うのは簡単だが、ただ居るだけでそういう雰囲気をつくれるのだからたいしたものだ。 [review][投票(2)]
★3人生に乾杯!(2007/ハンガリー)俺たちに明日はない』をジョン・カーペンターがとてつもなくゆるーーーーく、撮ったらこんな感じの映画になるんじゃないだろうか。 [review][投票(1)]
★3ナイト ミュージアム2(2009/米)ありきたりな台詞や展開がやや鼻につくところもあるが、前作に引き続き奇想天外な空想が楽しめる。かなり適当でいい加減でもあるが、それはそれで楽しげだし、ごちゃごちゃとにぎやかなスタイルを崩さずにやっているところも良い。[投票]
★3セント・アンナの奇跡(2008/米)いろいろと盛り込んであるが、玉石混淆というのがぴったりの映画に思えた。良いシーンや心を揺さぶる力のある演出などもあるのだが、「この話はいらんやろ」というのも少なくない。なんだってこんな映画になってしまったのか、理解に苦しむ。 [review][投票(1)]
★3若き日の次郎長 東海道のつむじ風(1962/日)相変わらず中村錦之助はたいした男っぷりで、仁義のきり方から何から何まですっきり様になっている。勧善懲悪の爽快感はあるのだが、中村錦之助がいない豪華スター共演のシーンがいささか大味。[投票]
★3相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン(2008/日)それなりに大掛かりではあるが、物語の展開には突っ込みどころが多い。また根底をなす点において及び腰というか限界があることも感じさせる。ただ、その気概だけは貴重なものだとは思う。 [review][投票]
★4東海の顔役・若き日の次郎長(1960/日)中村錦之助が非常に良い。「てぇした男っぷりだ」というに相応しい気風の良さと貫禄、そして切なさと情をみせる。とりわけ浪人の娘との再会のくだりは絶品。[投票]
★3テキサス群盗団(1966/米)ガンさばきや風景、馬の見せ方、扱い、セットなど、いかにも西部劇らしい雰囲気を、いささか鼻につくほどにプンプン匂わせている。しかし、それだけしかないというのは少々つらい。[投票]
★4大列車強盗(1973/米)いかにもジョン・ウェインらしい、西部の男節満載だが、紅一点のアン・マーグレットが絶妙な存在感で、時にシーンを引き締め、時になごませ、と映画に彩りを添える。鮮やかなラストが実に痛快爽快で、見終わった後に何とも楽しい気分にしてくれる。[投票]