シーチキンさんのコメント: 更新順
クラッシュ(2005/米=独) | 禍福はあざなえる縄の如し、か。諦観し、世情を俯瞰したような映画。 [review] | [投票(4)] | |
ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005/米) | ありきたりのストーリーだが結末はちょっとひねった感じ。ラストシーンには、その後のことを思わせて、想像をかきたてられる。 [review] | [投票(2)] | |
ホテル・ルワンダ(2004/伊=英=南アフリカ) | 短期間での大量虐殺ゆえの死屍累々たる惨状には言葉を失う。この事実を前にして、世界は何もしないのか、救いの手をなぜさしのべないのか、と鋭く問いかけている。ただ、その問いかけが主眼であって、何がこのような大量虐殺をもたらしたのか、映画を見ても今ひとつわからなかった。 [review] | [投票(1)] | |
サウンド・オブ・サンダー(2005/米=独) | 古典的幻想SFの名手ブラッドベリの、根本的でスケールの大きな話の割りには、小さい舞台世界で物事が動いていくという特徴を引きずっていて、それゆえ突っ込みどころは満載という映画。ただの冒険アクションもの、しかもごく軽いノリのそれ、と割り切って見るのがよいのだろう。 [review] | [投票(1)] | |
スキージャンプ・ペア 〜Road to TORINO 2006〜(2006/日) | 随所にあるばかばかしさを、大真面目に、いかにもそれらしく作ってあるのがなんとも笑えて楽しい映画。ちょっとしたアイディアをここまで真剣に追求し作りこまれると、そんなバカなと思いつつもついつい見てしまう。 [review] | [投票] | |
白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々(2005/独) | 新たに発見された記録にもとづく映画だけにかなりドキュメンタリータッチで作られているのだろうが、果たしてゾフィーの生涯を描くのに、この最期の4日間だけでよかったのか?と疑問に思わざるをえない。 [review] | [投票] | |
SPIRIT(2006/香港=米) | 多彩なアクションシーンを主体に飽きさせずスピーディ、それでいてわかりやすく霍元甲ジェット・リーの生き様を示す工夫もされていて、武術シーンを堪能するにとどまらず、ジーンと心に残るものがある優れた映画。 [review] | [投票(2)] | |
ミュンヘン(2005/米) | テーマは重いが、さすがに映画作りがうまいスピルバーグだけあって、そんじょそこらのスパイ・サスペンスをはるかに凌駕する、緊張感みなぎる迫真の出来。特にカメラワークが抜群に良く、光と陰の使い方も非常に印象的というか、映画の内容とうまくかみあい、このカメラワークがあってこそのテーマの扱いという感じがする。 [review] | [投票(1)] | |
イーオン・フラックス(2005/米) | 最新技術を使った最新SFなのだが、本質的には、それらしいデザインをふんだんに見せることによって未来社会を構成するという古典的な手法を使ったSF映画。 [review] | [投票(2)] | |
シリアナ(2005/米) | おそらく、元CIA工作員の手記に頼りきって独自の取材や調査をしていないから、まるで迫力のない腑抜けた娯楽映画にしかなれないのだろうし、娯楽映画としてみると、前半のストーリー展開はただのわかりにくさしか残さない。中途半端な映画。 [review] | [投票] | |
イノセント・ボイス 12歳の戦場(2004/メキシコ) | まさにこの世の地獄としか言いようがない過酷な生活風景は衝撃的であった。 [review] | [投票(1)] | |
L.A.コンフィデンシャル(1997/米) | この映画と直接関係ない感想かもしれませんが、アメリカ映画における「正義」の描き方が揺らいでいるのかな、という気がしました。 [review] | [投票] | |
ダンジョン&ドラゴン(2000/米=チェコ) | 続編の匂いをプンプンさせながら終わった割には、その後、何の音沙汰もないというのは、ちょっと悲しい気分にさせる。 | [投票] | |
西太后(1983/中国=香港) | 己が野望の実現に向けて、すべてを注ぎ込んで闘った人間のドラマとして見ると、なかなかに興味深く、壮大なスケールを感じさせる。 [review] | [投票] | |
マイ・スウィート・シェフィールド(1998/英) | 題材はいいと思うのになあ。。。。。往年の教育テレビの名作「働くおじさん」の方が面白かったのでは。 [review] | [投票] | |
PROMISE 無極(2005/香港=中国=韓国=日) | ところどころで『カンフーハッスル』を見ているかのような錯覚を起こさせた。まじめにやっているのか、狙ってやっているのかはわからないが、ともかく随所でくすくす笑えてしまう。 [review] | [投票(4)] | |
最も危険な遊戯(1978/日) | 松田優作がこういうことをしているシーンを撮りたい、というのが積み重なっただけでは、映画としてはしんどいわなあ。 | [投票(2)] | |
スフィア(1998/米) | これって、もしかして「アンチテーゼ」? [review] | [投票] | |
エイリアン3(1992/米) | なんだかんだ言っても、映画においては監督が「神」であることを、いろんな意味で証明している。 | [投票] | |
新幹線大爆破(1975/日) | 3時間を超える超大作において、バランスをとることよりも、力技で押し通すことを選択した勇気と気概には敬服。そう思うと、類型的になりがちな登場人物に、宇津井健、千葉真一、鈴木瑞穂、高倉健、とでかい顔で芝居ができる人をもってきたことは正解だった。 [review] | [投票(4)] |