シーチキンさんのコメント: 更新順
チャイナ・シンドローム(1979/米) | キャスター役のジェーン・フォンダや、ジャーナリストの気概を感じさせたマイケル・ダグラスも好演していたが、なんといっても科学者の苦悩と孤独を描いたジャック・レモンが印象に残る。 [review] | [投票(2)] | |
ハンテッド(2003/米) | それなりに渋い雰囲気はあるものの、ベニチオ・デル・トロとトミー・リー・ジョーンズのキャラクター造形が支離滅裂な感じがする。 [review] | [投票(1)] | |
バグズ・ワールド(2006/仏=カナダ) | 演出が露骨過ぎるんじゃないかと思わせるところや、もうちょっと踏み込んで見せてほしいというもの足りなさはあったが、圧倒的な数でウジャウジャと蠢くアリ達の姿は、この地球上に間違いなく人間とはまったく異なる世界を築いている生命が存在すると思い知らせてくれた。 [review] | [投票] | |
ラストキング・オブ・スコットランド(2006/英) | フォレスト・ウィティカーの怪演ぶりはそれなりに見ごたえがあったが、狂気の描き方も含めてかなり平凡な映画。私の中では、フォレスト・ウィティカーといえば『スピーシーズ』のへタレ超能力者のイメージしかなかったから、意外性だけはあった。 | [投票] | |
ミラクル7号(2008/香港) | シンチーの映画というよりも文部科学省特選映画と言った方がよいような、子どもたちの社会をしっかりと描いた、ストレートな王道ハートフルファンタジーだった。 [review] | [投票] | |
告発のとき(2007/米) | 派手なシーンも巨大な陰謀めいたものもなく、淡々とした描写の中で、戦争による人間性の喪失とはこういうものかと、言いようのない恐ろしさが身体全体をつつんでいく感じがした。 [review] | [投票(8)] | |
ガタカ(1997/米) | 遺伝子とは何か?テーマだけでなく、映像、設定やストーリーなどすべてが、徹頭徹尾、科学につらぬかれ、丹念につくりあげられたSF映画の傑作。 [review] | [投票] | |
マンデラの名もなき看守(2007/独=仏=ベルギー=南アフリカ=伊=英=ルクセンブルク) | 27年にもわたる獄中生活に耐え抜き、自らの志をつらぬきそれを実現させた人物とは。その風格を漂わせた映画だった。 [review] | [投票] | |
スペース・トラッカー(1996/米) | CGにそれほど頼ることなく「未来の宇宙ってこうなんだぜ」と凝った小道具で見せる心意気は見上げたもんだ。こういうのもSF映画の楽しみの一つであることは間違いない。 | [投票] | |
ザ・マジックアワー(2008/日) | 面白かった!場末の雰囲気が漂う空気の中でこそ、ピカ一の存在感を発揮した本物西田敏行をはじめ、佐藤浩市も「案外あれが地なのか?」と思わせるほど売れない役者を堂に入った演じっぷりで、映画としての楽しさが存分に味わえた。 [review] | [投票(9)] | |
幻影師アイゼンハイム(2006/米=チェコ) | ラストはもうちょっとひねってもいいかなと思うが、落ち着いた、上品な雰囲気のある映画。 [review] | [投票(1)] | |
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(2007/米) | たとえ最後にしくじることがあっても、「大アメリカ」は正義の理想のためにこれからも世界へ介入し続けるのだと高らかに決意を謳いあげる映画。 [review] | [投票] | |
アフタースクール(2008/日) | 「ふーん、そうきますか」からはじまって、「おお、そうくるか」へ、そして「ええっ、そうなるの!」と加速度的に意表をつかれ、最期に気持ちのいい満足感できっちりしめる。映画って本当にいいですね。あらためてシネスケとコメンテータのみなさんに感謝。 [review] | [投票(1)] | |
マッドマックス2(1981/豪) | 「1980年代」という時代を代表する映画の一本、と言えるかも。 [review] | [投票(1)] | |
譜めくりの女(2006/仏) | 孤高にして怜悧、存在感のある美しさをたたえたデボラ・フランソワが「あなたを私のとりこにしてあげる」と。。。くらくらし、ぞくぞくするようなひと時を過す。 [review] | [投票(2)] | |
ファイナル・ミッション(1993/米) | 「冷戦終了直後という変化の中での巨大な陰謀」という骨格は悪くないし、その黒幕は誰か、という設定もよくできた方だと思うのだが、いかんせん、それをらしくみせる演出があまりにお粗末。ちょっと勿体ない映画。 [review] | [投票] | |
光州5・18(2007/韓国) | 民主化運動を軍事独裁政権が暴力的に弾圧した事件、という程度の認識だったが、数百名の死者をだした軍事鎮圧とはどういうものだったのか、権力がふるう暴力とは、ここまで醜悪で凶暴なのか、その凄惨さにうちのめされる。 [review] | [投票(2)] | |
バイオハザード III(2007/米=英=独=豪=仏) | 真面目に見るのがバカらしくなるようなとんでもない設定の数々に、「なんじゃそれは」という、ある意味、驚愕のラスト。 | [投票] | |
ボーン・アルティメイタム(2007/米) | 世界各地でロケしている割にはご都合的な展開で狭い範囲でストーリーが進んでいく。それでもやっぱりでかいスクリーンで見ると迫力あるアクションが楽しめる。 | [投票] | |
ザ・ドライバー(1978/米) | 誰の名前も出てこない、誰もが寡黙、そして意地とプライドがぶつかり合う。「かっこええのぉ」の一言に尽きる。これ以上、この映画について語ってはいかんだろう。 | [投票] |