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シーチキンさんのコメント: 更新順

★4影武者(1980/日)たくさんの軍勢を自在に操るシーンは見事なもので、まぎれもない超大作。地響きと土煙、さらには夕陽や暗闇、曇天など自然の風景さえも自らの映画の背景に取り込むかのようで、「さすがは黒澤明」と感嘆する。 [review][投票]
★4プラネット・テラー in グラインドハウス(2007/米)いかにも「ツクリモノですよ」雰囲気全開の、ホンマモンのB級映画。突っ込みどころ満載というか、「何やねんこれは」という映画だが、ゴーゴーダンサーのヒロインや女医者がめちゃ綺麗でカッコよかった。もうそのことだけで満足できる。[投票(2)]
★4題名のない子守唄(2006/伊)謎めいた演出で、全編に気が抜けないというか、ある種の緊張感が漂い、見るものをぐいぐいとひきつける力を持った映画には違いない。しかしそれにしても何と哀しい物語か。 [review][投票(2)]
★3スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007/日)てんでバラバラで一体感を欠いたところや余計な付け足しが目についたが、「マカロニウエスタン」の向こうを張った「スキヤキウエスタン」だというなかなか楽しい試みで、いかにもそれらしく、それらしくやっている様は面白かった。 [review][投票]
★4脱獄の報酬(1976/仏)どこかのどかで大らかな雰囲気を漂わせながら、ジャン・ギャバンの堂々たる肝っ玉の太さ、腹の据わり具合の確かさをたっぷりと堪能できる、ピカレスクロマンの魅力あふるる快作。 [review][投票(1)]
★5ミッション・トゥ・マーズ(2000/米)映像によるメッセージ伝達に古典的本格SFの映画化の一つの典型と完成形を、そしてティム・ロビンスに漢を、見た! [review][投票]
★1オーシャンズ12(2004/米=豪)それなりに凝ってはいても、仲間内でぐだぐだ楽しむためのホームビデオを「楽しいだろ」と見せつけられているみたいで気色悪い。[投票(1)]
★5デス・プルーフ in グラインドハウス(2007/米)「The End」マークがスクリーンで大きくなっていくホンの一瞬の間、「イエーッ!やったぜぇー!」と思わずガッツポーズ。もう最高にスカッとできた映画だった。敢えて言うが、「この映画を見て死ね!」ナンバー1だ。 [review][投票(1)]
★3ラッシュアワー3(2007/米)全体としてはしょうもなくて、つまらない、退屈。真田広之はドラマにはほとんど絡まずアクションと雰囲気だけだったが、返ってそれが彼のためには良かったのではないか。そのアクションと雰囲気に免じてかろうじて3点。 [review][投票(1)]
★4ベクシル 2077 日本鎖国(2007/日)生身の役者は一人も出演していないフル3DCGアニメでありながら、まるで、せっかくの本格ハードSFっぽいアイディアと設定、それに応える特撮が大根役者によって台無しにされた映画のようだった。 [review][投票(2)]
★4シッコ(2007/米)いささか説明調のところはあったが、現実をひたすら直視していくことによって、見えてくるものがある、ということを実感する。 [review][投票(3)]
★5100万ドルのホームランボール 捕った!盗られた!訴えた!(2004/米)何の予備知識もなしに見ると、そんじょそこらの映画をはるかに凌駕するドラマチックな展開が楽しめる。その意味でまさに映画的なドキュメンタリーである。 [review][投票(1)]
★4アヒルと鴨のコインロッカー(2006/日)見終わった後に、やるせない切なさにつつまれながらも、大塚寧々の最後の台詞に深く共感した。心の琴線に触れる、良質な映画だと思う。ただ、突飛なタイトルとうそ臭い雰囲気の中で進行する導入部はマイナスではないか。 [review][投票(1)]
★3ダニー・ザ・ドッグ(2005/仏=米=英=香港)「もし、むちゃくちゃ強い男が首輪を付けられた従順な人間だったら」という設定をとことん貫いた映画。すべてはそのためにあり、そこからすべてがある。[投票]
★3東京攻略(2000/香港)日本の我々がNYを舞台にした映画を見た時に感じる憧れを、この映画を見て香港の人はTOKYOに感じるのかなあ、なんて思ってしまった。[投票]
★3トランスフォーマー(2007/米)これはコメンテータのNakamyuraさんが、自分のブログで時たま公開している『仁義なき戦い』フィギュアでやっているプロレスごっこと本質的には一緒のものなんだろうなあ。 [review][投票(1)]
★4魔笛(2006/英=仏)ケネス・ブラナー流の「戦争反対」といったところか。 [review][投票(1)]
★4酔いどれ天使(1948/日)ラストで女学生の台詞を借りて黒澤明が、自分の言いたいことを言っている。あまりにストレートな表現ではあるが、それがそうわざとらしくも軽くも感じられることがないのは、やはり映画全編を通じた怒涛の迫力に気圧されたからだろうか。 [review][投票(2)]
★2マーキュリー・ライジング(1998/米)一から十まで、そのすべてがわざとらしい。いかに「これは映画の話だから」と思っても、心のどこかで「でもひょっとしたら」と思えてこそのサスペンスだろうに。。。。[投票]
★5太陽がいっぱい(1960/仏=伊)仮に最後の3分間がなかったとしても、本作の魅力はいささかも減じないであろう。カメラワーク、音楽、などなどそのすべてが、エイガエイガした、映画の中の映画。[投票(2)]