シーチキンさんのコメント: 点数順
ジェニファーズ・ボディ(2009/米) | 血みどろコスチュームをものともせずに、キュートでセクシーな艶姿を披露してくれたミーガン・フォックスとアマンダ・セイフライドにデレデレと嬉しがらせてもらった。心ある映画ファンの方には申し訳ない気もするが大甘の4点で。 [review] | [投票(1)] | |
グリーン・ゾーン(2010/米) | グリーングラス監督は「政治映画ではなくアクション・スリラーを撮った」と言ったそうだ。本作はアクションものとしては中の中だが、最後の遠慮のない激烈な批判には、「言ったったー」という爽快感がある。 [review] | [投票(1)] | |
すべて彼女のために(2008/仏) | 妻を愛するささやかで切ない思いが、悲愴な空気を打ち消す。意外性、スリル、後味など、どれをとっても一級品と言える良質なサスペンスで、心地よい余韻が楽しめた。 [review] | [投票(1)] | |
渇き(2009/韓国) | 人外魔境の苦悩と葛藤を描いて、内容的には案外オーソドックス。でもその手法は、官能と魅惑的な恐怖に、一つまみのシュールさを加えて、なんだかモダーン。 [review] | [投票(1)] | |
アサルトガールズ(2009/日) | 『アヴァロン』の二番煎じというよりも、それを軽い方へ軽い方へと、徹底的に軽量化したような映画だった。 [review] | [投票(1)] | |
それでも恋するバルセロナ(2008/スペイン=米) | 観客に見せたいものだけを好きなように撮る、というウディ・アレンのすっきりした姿勢は、辛らつな皮肉を時に「悪意」に見せる。しかし、その「悪意」にいささか後ろめたい快感を覚えてしまう。 [review] | [投票(1)] | |
パブリック・エネミーズ(2009/米) | ピカレスクロマン香る派手なアクションギャング映画として十分楽しめるし、かっこ良い。だが品格を感じさせるラストは、この映画にそれ以上の魅力を添えている。 | [投票(1)] | |
副王家の一族(2007/伊=スペイン=独=米) | おかしな言い方になるがコンパクトで手軽に楽しめる、重厚長大な歴史絵巻といったところか。この手の映画は美術がしっかりしていれば、豪奢な雰囲気だけでたっぷり楽しめる。 [review] | [投票(1)] | |
レイチェルの結婚(2008/米) | しくじりと恥の多い人生であっても、その日々の積み重ねは大切な意味をもち、かけがえのないものだと思わせる映画だった。 [review] | [投票(1)] | |
悪夢のエレベーター(2009/日) | 流行のワンシチュエーションものコメディかと思ったのは侮りだった。一種の良質ミステリィといえるかも。瞠目すべきは、戦慄の佐津川愛美。本作でも岩下志麻くらいにはなっているが、いずれそれをはるかに超える大女優となる片鱗をみせた。 [review] | [投票(1)] | |
ドゥームズデイ(2008/英=米=南アフリカ=独) | サービス精神旺盛で盛り沢山の一本。頭の中をすっからかんにして見るには最適かも。 [review] | [投票(1)] | |
正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官(2008/米) | 変にサスペンスに流れることなく、ハードに、骨太に、「移民」をめぐるアメリカの、「理想」というより「希望」と「現実」を描いた佳作。 [review] | [投票(1)] | |
幸せの1ページ(2008/米) | 「子供だまし」と言ってしまえばそれまでだし、危機や困難になればなるほど安心するような映画なんだが、それらが良い方を向いている。あのジョディ・フォスターが、というがんばりもあるのだろうが、シンプルな物語をシンプルなまま描いた佳作ではないか。 | [投票(1)] | |
ザ・セル(2000/米) | 頭の中の、空想とも妄想とも区別のつかないようなイメージを、実際に目の前で繰り広げてみせる、というのはやっぱりすごい。息を飲むような、というものはないが、それでも目を釘付けにするだけのものはある映画に仕上がっている。 [review] | [投票(1)] | |
少年メリケンサック(2008/日) | 『パコダテ人』のヒロインと同じ役者が演じているとは思えないほど、ドスの利いた迫力でスクリーンを占拠した宮崎あおいのワンマンショーといってもよい映画だった。 [review] | [投票(1)] | |
地球が静止する日(2008/米) | 極端と言っていいほどに単純化されたプロットは、今どきのメッセージを実にわかりやすく押し出す。あまりに単純すぎて心への響きは弱いものの、まあ正論だと言える。 [review] | [投票(1)] | |
ゲット スマート(2008/米) | ひたすら真面目に、一途に励む姿から生まれる「笑い」は、ほほえましく好感が持てる。肩の力を抜いてほのぼのと楽しめた。 [review] | [投票(1)] | |
スターシップ・トゥルーパーズ(1997/米) | 傍観的に見ている分にはスカッと楽しめながらも、「それでいいのかい?」と言われてるような映画でもある。 [review] | [投票(1)] | |
スターシップ・トゥルーパーズ3(2008/米) | アクションや迫力は今ひとつだが、お茶目な悪意がなかなか楽しめる。それなりにSFで、それなりに戦争アクションで、イヤ味にみちた映画。 [review] | [投票(1)] | |
幻影師アイゼンハイム(2006/米=チェコ) | ラストはもうちょっとひねってもいいかなと思うが、落ち着いた、上品な雰囲気のある映画。 [review] | [投票(1)] |