シーチキンさんのコメント: 点数順
鉄道員〈ぽっぽや〉(1999/日) | 「職務に忠実に生きる」−今では死語に等しいが、その悲哀と切なさの果てにある憧れ。心を激しく揺さぶるような感動ではないが、見終わった後にしみじみとした人生の味わいを感じさせる。 | [投票] | |
フェイス/オフ(1997/米) | 本当によかったのか、トラボルタ! [review] | [投票] | |
光る眼(1995/米) | 深く考えずに思いつきをそのまま撮ってしまうジョン・カーペンターらしい映画。 それにしても・・・ [review] | [投票] | |
ゴールデンボーイ(1998/米) | 「March!」「March!」と命じる少年の姿には、確かに狂気にとりつかれ始めたものの姿が見えた。全体としては今一つだが、妙に印象的なシーンが多い映画だった。 | [投票] | |
白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々(2005/独) | 新たに発見された記録にもとづく映画だけにかなりドキュメンタリータッチで作られているのだろうが、果たしてゾフィーの生涯を描くのに、この最期の4日間だけでよかったのか?と疑問に思わざるをえない。 [review] | [投票] | |
西太后(1983/中国=香港) | 己が野望の実現に向けて、すべてを注ぎ込んで闘った人間のドラマとして見ると、なかなかに興味深く、壮大なスケールを感じさせる。 [review] | [投票] | |
花のお江戸の釣りバカ日誌(1998/日) | 脚本が山田洋次となっているが、実はこの映画が、彼と藤沢周平の歴史的出会いのきっかけとなった記念碑的な作品、だったりして。 [review] | [投票] | |
TAXi(1997/仏) | 小洒落た雰囲気と、落ち着いたセンス、ユーモアなど、日本人のもつ「おフランス」のイメージにあわせたカーアクション映画、に思えました。 | [投票] | |
ブラザーズ・グリム(2005/米=チェコ) | ちょっぴりの残酷さも含めて、グリム童話中の様々なエピソードをうまく取り入れており懐かしい感じ。モニカ・ベルッチの女王がたまらなく魅力的。その美しさで男を虜にする、というに相応しい妖艶さで、あれなら虜にされてみたい、と思わせた。テンポよく楽しめる映画。 | [投票] | |
シンシナティ・キッド(1965/米) | はたから見れば、青臭いほどの自分の力への過信と思い込み。それを「自信」だと思いたくても思えない我々から見れば、堂々と「自信」にあふれるマックィーンは、まぎれもないスターだ。 | [投票] | |
戦国野郎(1963/日) | けして悪くはないのだが、どうにも加山雄三がきれいすぎて、迫力を欠いた感は否めない。佐藤允の清濁併せ呑むしたたかさ、非情さと、頭の良さは、複雑なドラマとして心に残るのだが、加山雄三は突き抜けた感じがしなくて、中途半端になっている。 [review] | [投票] | |
スピード(1994/米) | ♪チャンチャチャ♪チャンチャチャ♪「ここが見せ場だ」と実にわかりやすく教えてくれる、短いが印象的なサントラが隠れた主役じゃないだろうか。 | [投票] | |
鳶がクルリと(2005/日) | 効果音の使い方もうまく、鳶たちの、いなせな職人気質の雰囲気がよく出ており、関西にはない、江戸っ子の心意気を感じさせたところはうまい。 [review] | [投票] | |
MY FATHER マイ・ファーザー(2003/伊=ブラジル=ハンガリー) | なんといっても「メンゲレ」を演じたチャールトン・ヘストンが出色。全編にわたって圧倒的な存在感を誇り、文句なくチャールトン・ヘストンの映画といえる。 [review] | [投票] | |
ビー・クール(2005/米) | トラボルタでもっている。しかもこの映画のトラボルタと、『ソードフィッシュ』のトラボルタと、銃こそ撃たないが、ほとんど同じ雰囲気になっており、それはそれですごいというか、なんと言うか。 [review] | [投票] | |
ホーホケキョ・となりの山田くん(1999/日) | 肩の力を抜いて、ぼけーっと眺めて、飽きることなく楽しめる。が、それだけでしかないのも事実。暖かく、懐かしいというか、なんと形容したらいいかわからないものでもあるし、良くも悪くも、後に何も残らない。 | [投票] | |
トレマーズ(1990/米) | こういう怪物になら、襲われてみてもいいかな、いや、襲われてみたい、と思わせるところが良い。だからといって、必ず撃退できる、ないしは逃げられる、というわけではないんだろうけど。 | [投票] | |
刑事コロンボ 歌声の消えた海(1975/米) | 些細なヒントをもとに、卓越した推理力で、事件の全貌を見抜き、かつ、犯人の心理をも手玉に取る。コロンボ・シリーズの魅力のすべてが凝縮した濃密な一本。 | [投票] | |
リンダ リンダ リンダ(2005/日) | なによりも楽しそうに一つのことに一生懸命がんばっている、その明るい純粋さが非常に好ましく思えて、きっとこれから先、何十年たってもいつまでも心に残る高校生活というのは、絶対こういうやつだよなと思わせる、人生の一瞬にして最も強い輝きをはなつシーンが満載されている。 [review] | [投票] | |
ああ爆弾(1964/日) | 岡本喜八特集の二本立て、『日本のいちばん長い日』を見た後に続けてこれを見た。ほぼ同時期に同じ監督の手による映画とは、とてもじゃないが信じられないような、そういう意味での衝撃があった。 [review] | [投票] |