シーチキンさんのコメント: 点数順
灼熱の魂(2010/カナダ=仏) | 憎しみの連鎖を断ち切る、というのはわかる。しかしキャスティングミスもあってか、作り過ぎ感が強い。過ぎたるは及ばざるが如し、ということか。 [review] | [投票(1)] | |
デビルズ・ダブル ある影武者の物語(2011/ベルギー) | ウダイの実像も原作も知らないが、少なくとも本作の作劇においては悪役としての描き方がいささか単調で面白みに欠ける。ただ一人2役を見事に演じ分けたドミニク・クーパーの演技は賞賛に値する。 | [投票(1)] | |
イップ・マン 序章(2008/香港) | ドラマとしてはありきたりで、温厚な武術家とか抗日の誇りとかいずれも陳腐な感じがする。アクションはさすがに見せるが、けれん味に欠ける。総じて悪くはないが凡作という印象が残る。 [review] | [投票(1)] | |
三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(2011/仏=米=英=独) | あきれるほど単純明快な冒険活劇。ここまですっきりするとむしろ好ましい。それにいちいち派手派手にやってくれるから、セットとかCG丸わかりになってもまったく気にならない。 [review] | [投票(1)] | |
アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!(2010/米) | 英語やアメリカの小ネタに通じていないとあんまり楽しめないのだろうか、そんなに面白い映画ではなかった。ただ、終盤のアクションシーンは意外に迫力があった。 [review] | [投票(1)] | |
ザ・ウォード/監禁病棟(2010/米) | いかにもカーペンターらしい、上品で節度のある怖さが心地よい。ヒロインの好ましいたくましさは、わかりやすい雰囲気と物語にとって、ちょうど良いスパイスになっている。 | [投票(1)] | |
スーパー!(2010/米) | 怪しげな宗教伝道映画みたいな気色悪さがある。だがエレン・ペイジのはじけっぷりはちょっと感動的でもある。地味にエロくて大変よろしい。 | [投票(1)] | |
行きずりの街(2010/日) | 大都会とは思えないほど不自然に狭いところですすむ、やや退屈で平凡なミステリーだが、小西真奈美の大人の女としての魅力は楽しめる。また、窪塚洋介の描き方はユニークでよかった。 [review] | [投票(1)] | |
ビッチ・スラップ 危険な天使たち(2009/米) | 同じようなダイナマイト・ボディをこれでもかと見せつける3人のお姉ちゃんがうれしい。そして開き直ったようなバカバカしさに清々しさを感じる、てらいのないB級映画。 [review] | [投票(1)] | |
シャルロットとジュール(1958/仏) | これって字幕を追っていってはいけない映画だったのね。男の台詞よりもヒロインの一挙手一投足をひたすら眺めて楽しむべきだったのかと、終わりがけになって気がついた。 | [投票(1)] | |
トラブル・イン・ハリウッド(2008/米) | 下世話な話だが、有能で出来るセレブ男が、無理難題に右往左往する様は見ていてやっぱり愉快。それに微妙に映画ファンの心をくすぐるオチではある。 [review] | [投票(1)] | |
借りぐらしのアリエッティ(2010/日) | 物語自体は平凡で新鮮味がないが、技術力は素晴らしい水準。今回は音響にも気を使ってスケール感を演出した他、手作り感あふれる小人たちの暮らしの描写がまた凄い。そういう意味で、ホントに感心させられる。 [review] | [投票(1)] | |
バウンティー・ハンター(2010/米) | 設定がすべて、という一発ギャグで勝負!みたいな映画だったが、前半の、嬉々としてうっぷん晴らしをするバトラーにはけっこう笑えた。 [review] | [投票(1)] | |
タイタンの戦い(2010/米) | ギリシャ神話の世界をダイナメーションで映画化したのが1981年製作の『タイタンの戦い』なら、本作はその1981年の映画を、CGを使って映画化したようなものか。 [review] | [投票(1)] | |
花のあと(2010/日) | 丁寧につくられた事が伝わってくる、美しさに気を配ったロケや撮影、美術は好感がもてる。それらは落ち着いた雰囲気をかもし出し時代劇としての風格を本作に与えている。ただ、今一歩、光るものがほしかったのも事実。 [review] | [投票(1)] | |
ハート・ロッカー(2008/米) | リアルに生々しく、ずしりと重い緊張感をもって、凄惨で過酷な戦場の現実を描いている。だがそれでもこの映画の本質は、純粋な娯楽戦争映画ではないか。 [review] | [投票(1)] | |
エイリアンVS.プレデター(2004/米=独=カナダ=チェコ) | なんか、起死回生をはかる芸人の「一発芸」みたいな映画やなあ。あともうちょっと明るいところでやってほしいわ。 | [投票(1)] | |
ホワイトアウト(2009/米) | 南極を、言わば「巨大な密室」に仕立てて、その条件をうまく生かした演出と展開は見応えがあり、よくできたミステリィになっている。後半のロープでの移動をつかったアクションは単純だが緊迫感がありよかった。それにケイト・ベッキンセイルが魅力的。 | [投票(1)] | |
のんちゃんのり弁(2009/日) | 小西真奈美大健闘! [review] | [投票(1)] | |
未来惑星ザルドス(1974/米) | 未来の理想社会を扱って、凝った撮影でいろいろ見せてくれる。言わんとすることはわからんでもないしそれなりに楽しめる。哲学的な雰囲気だけはプンプンさせて、お色気満点のサービスを巧みにカモフラージュしているようにも思えた。 [review] | [投票(1)] |