シーチキンさんのコメント: 投票数順
河内山宗俊(1936/日) | これが映画の面白さかと存分に堪能できる、すべてを兼ね備えた名作。「強きを笑い、弱きのためにがんばる(結果はどうあれ)」というわかりやすい演出で、チャップリンにも比肩し得る、そのずば抜けた山中貞雄の才能がなんとも惜しい。 [review] | [投票(2)] | |
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト(2006/米) | 屈託なく楽しめる娯楽作としては一級品だと思うが、前作と比べると敵役がただの化け物たちになってしまって、言ってしまえば化け物退治の映画になってしまっているのが物足りない。 [review] | [投票(2)] | |
パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち(2003/米) | 単純明快なストーリーながら、人を食ったジョニー・デップの楽しげで気ままな様や、敵役も含めて魅力的な登場人物が続々とできて、見ていて気持ちのいい面白さ。あまり難しいことを考えずに、ワクワクしながら見ることができて、傑作と言える。 | [投票(2)] | |
ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001/日) | 「なぜゴジラは暴れるのか?」−この問いに持って回ったような理屈づけをすることがいかに醜悪な作業であるか、そのことを体現した映画。 [review] | [投票(2)] | |
グッドナイト&グッドラック(2005/日=仏=英=米) | エド・マローというTVキャスターがいたという事実がアメリカの現代史にはあった、ということを、今、言うべきだとする製作者の意図は、抑制されたドラマによってかえって強調されていたのではないだろうか。 [review] | [投票(2)] | |
ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005/米) | ありきたりのストーリーだが結末はちょっとひねった感じ。ラストシーンには、その後のことを思わせて、想像をかきたてられる。 [review] | [投票(2)] | |
SPIRIT(2006/香港=米) | 多彩なアクションシーンを主体に飽きさせずスピーディ、それでいてわかりやすく霍元甲ジェット・リーの生き様を示す工夫もされていて、武術シーンを堪能するにとどまらず、ジーンと心に残るものがある優れた映画。 [review] | [投票(2)] | |
イーオン・フラックス(2005/米) | 最新技術を使った最新SFなのだが、本質的には、それらしいデザインをふんだんに見せることによって未来社会を構成するという古典的な手法を使ったSF映画。 [review] | [投票(2)] | |
最も危険な遊戯(1978/日) | 松田優作がこういうことをしているシーンを撮りたい、というのが積み重なっただけでは、映画としてはしんどいわなあ。 | [投票(2)] | |
麻雀放浪記(1984/日) | 本物のアウトローの生き様を、ここまで生々しく、等身大で見せられると、一種の神々しささえ感じられる。 [review] | [投票(2)] | |
大魔神(1966/日) | 素朴な疑問が残りましたが、「大魔神」は、怖さ十分、迫力満点でした。 [review] | [投票(2)] | |
バットマン(1989/米) | ジャック・ニコルソンにあわせてつくられた世界であり、彼のために主人公が存在する、と思われた。 | [投票(2)] | |
ティム・バートンのコープス・ブライド(2005/英) | ラストはジーンとくる美しさにあふれている。これまで見てきた映画のラストの中でも屈指の出来栄え。鮮やかで印象的、そして幻想的な美しさにあふれたラストで、これだけでも見た甲斐があった。 [review] | [投票(2)] | |
ステルス(2005/米) | 本格SF航空機アクション映画かと思って見に行ったら全然違った。古典的なドラマや、唐突で意味のないセクシー水着のサービスシーンなど、金こそかかっているが、まぎれもないB級映画(C級に近いけど)。 [review] | [投票(2)] | |
蝉しぐれ(2005/日) | 美しい風景と丁寧で本格的な美術・小道具などは、何人かの場違いな役者を十分フォローし、本来なら時代劇としての格をあげるものなのだが、ドラマがあまりにお粗末すぎて一本の映画としての完成度を大きく損なっている。なんとももったいない。 [review] | [投票(2)] | |
ザ・ロック(1996/米) | エド・ハリス、ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ。この役者の魅力の順番を無理に変えようとしているから、おかしくなっている。 | [投票(2)] | |
スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(2005/米) | 1977年公開で始まったスターウォーズシリーズ堂々の完結というに相応しい一本。だが同時にこの映画は、そういうシリーズものだということを抜きにして、一本の映画としても見所満載で存分に楽しめた。 [review] | [投票(2)] | |
ソイレント・グリーン(1973/米) | 近未来社会なのにガンアクションはまるで西部劇のそれみたいだったが、テクノロジーの進化によるのでなく、システムの変化による未来社会像の描き方は今見ても古びた感じはしない。 [review] | [投票(2)] | |
ラッシュアワー2(2001/米) | 素っ裸に新聞紙とかを巻きつけて道路を走るジャッキー・チェンはえらい。年のこととか、俳優としての貫禄がどうこうとか、いっさい気にしない懐の深さは、彼を魅力的な役者にしている。 | [投票(2)] | |
男はつらいよ 葛飾立志篇(1975/日) | 「男はつらいよ」シリーズに時たま現れる、狂おしいまでの学問への憧れ。そしてそれはけして、抽象的なものではない。寅さんはどう生きるべきか、ということとは切り離せない。 [review] | [投票(2)] |