[コメント] ディーパンの闘い(2015/仏)
悪い映画ではないと思うが、私にはバランスが悪すぎてあわないんだろう。
前半の、3人が偽りの家族から、少しずつなじんでいく様子などは、まあほのぼのとして良かったと思う。
終盤の暴発はさすがに名うての元ゲリラ兵士だけあって、ためらいのない暴力は迫力がある。
実際、アントニーターサン・ジェスターサンは元タミル解放の虎の少年兵という異色の経歴をもつだけあって、その迫力にも納得がいく。
ただ、その二つのバランスが全然とれてなくて、なんだか一昔前の高倉健主演の任侠モノのように思えてしまう。堅気の道を選んだが、大切な人に降りかかる火の粉を払うために再び長ドスを手に・・・みたいな。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。