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[コメント] スノーデン(2016/米=仏=独)

劇映画として面白い。劇映画だからこそ、の演出やメッセージの鮮明さに加えて、スリリングなシーンも楽しめる。
シーチキン

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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すべてを監視する者は、自身も監視されることを最もよく知る者でもあるということか。

本作には映画としての演出もあるからフィクションもあるのだろうが、スノーデンの口から語られたことはほぼそのまま、彼が実際に暴露したことでもあるというのには、今更ながらの驚きがある。映画が先か、現実が先かみたいな感じで何とも言えない恐怖もあるなあ。

映画としては、スノーデンが内部告発する直接の契機として描かれたCIAの元教官とのTV「詰問」のシーンも面白い。それまではずっと生身で対面して会話してきたのが一変して、壁一面のどでかいスクリーンに顔を大写しに、方やスノーデンの姿はノートパソコン越しの小さな顔を眺めていたのだろうなあ。

あそこまで分かりやすく威圧されると、そりゃあ誰だって「これはまずい」と思うわなあ。

それにいよいよスノーデンが内部情報を持ち出す下りも秀逸。ひょっとして騒ぎになっていたルータークラッシュも彼の仕業か?と思わせつつも、映画らしくハラハラさせるし手話での別れのあいさつも気がきいている。

(評価:★4)

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