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[コメント] 運命は踊る(2017/イスラエル=独=仏=スイス)

いささか退屈なところはあるが、戦争をしている国で市井の人々が襲われる理不尽な悲しみを描いている、反戦映画だと思う。
シーチキン

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







若者らが乗った車への銃撃をめぐる顛末の後始末は、スムーズに行われたように見えた。ああいう事が頻発しているとは思わないが、少なくとも発生した場合にはどうするかという手順が存在する程度には、起きているのだろうと思わせた。

そのことも含めて、「戦死」という言葉が日常の中にあるとはどういうことかを示しているのではないか。

四方を「敵」と認めた勢力に囲まれ、四六時中、戦時体制にあると自認する国から発せられた一つのメッセージとして、興味深い点はあった。

(評価:★3)

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