[コメント] 日本の熱い日々 謀殺・下山事件(1981/日)
熊井啓の真骨頂とも言える一本。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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現実に起きた事件を、ドキュメンタリー・タッチに、丹念に資料にあたり、明確になった事実をもとに、大胆に踏み込んでいく。
そしてそれを映画として、見応えのあるものにしていく点では、熊井啓の右に出る者はそうはいないのではないか。
ヘリコプターから突き落とされるシーンなんかは、迫力満点で今もありありと浮かんでくる。
仲代達矢はやや力が入り過ぎかな、という気がしないでもないが、返ってそのくらいの方が、これはドキュメンタリーではなく映画なんだ、ということを感じさせる。
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