[コメント] カプリコン1(1978/米)
改めてみると、アクションの迫力は今ひとつだが、構成、設定の生々しさには目をむく。
特に、3人の宇宙飛行士をロケットから連れ戻し、責任者であるキャロウェイ博士ハル・ホルブルックが独白するシーンは白眉の出来栄え。
16年前、宇宙開発が夢物語に過ぎなかった時代から、ひたすらそれを追いかけ続けてきた男たちの情熱と執念があったればこそ、この物語が単なる与太話の空想の域を大きく越えて、実際にありそうだなと感じさせる土台になっている。
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