[コメント] 模倣犯(2002/日)
原作は未読だが、推理モノとしては古典的なアイディアに、どう味付けするかが問われていたのではないか。この映画に付けられたものは、監督の薄っぺらい虚栄心をさらけ出している。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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クリスティの推理小説にほぼ同じトリックが登場している。それ以来、この種のトリックは、時に「木を隠すのなら森の中に」と言われたり、色々工夫しながら、何度か登場している。
後から出てきたものは、最初のもののように、トリックそれ自身だけで勝負できないので、それになにを、どう加えるか、苦心しなければならないが、それだけに、その加えたものには、その人のセンスや、真面目さが現れるということを知るべきだ。
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