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シーチキンさんのお気に入りコメント(25/77)

チーム・バチスタの栄光(2008/日)★3 チームの所業は医学的にも倫理的にもかなりきわどい話しであり、その破綻は人間的にも社会的に極めて深刻な話しであるはずなのに、どうしてこうまで観客におもねり、毒を薄めてしまう必要があるのだろう。製作者たちが、娯楽映画の意味を勘違いしている節がある。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
チェンジリング(2008/米)★5 「おもしろいよーみんな観なよー」なんてまちがっても吹聴できる作品じゃないけど、これをみせられちゃあ、あのアンジーの毒々しいルージュそのままに真っ赤っ赤な★を捧ぐしかない。 [review] (林田乃丞)[投票(10)]
ヤッターマン(2008/日)★3 あのアイマスクで強調される目ぢからを最大限に生かした、視線の演出がよい。実写素材をCGのテクスチャーに引き寄せる二次元的な画作りの中、深田恭子の眼差しはスクリーンから観客席に突き抜ける勢いを有している。 [review] (shiono)[投票(3)]
チェンジリング(2008/米)★5 映像の色合いが未だ好きになれないイーストウッドだが、でも結構慣れてきた。彼の作品はそんなことを言ってる場合じゃない、という僕を叱るような、琴の糸のように張り詰めたスピリチュアルなものを感じてしまう。 [review] (セント)[投票(6)]
危うし! 快傑黒頭巾(1960/日)★4 シリーズも3作目となってもう破れかぶれのような様相を呈してくるが、3作の中で一番面白い。今回の悪役は大好きな進藤英太郎三島雅夫だし、ヒロインが丘さとみというのもいい。しかし何といっても「呼帆楼」という料亭というかクラブというかとにかく中国風の店のシーンはちょっと凄い感覚だ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
母べえ(2007/日)★4 大人の戦争映画。この時代の空気を正しく描いた最後の映画になるかもしれない。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(7)]
少年メリケンサック(2008/日)★5 あおいちゃんオーバードライブ! [review] (おーい粗茶)[投票(7)]
英国王給仕人に乾杯!(2006/チェコ=スロバキア)★4 ヤンのとぼけた味わいと、彼を取り巻く人間を捉える視線が辛辣かつ軽やかであること。女たちがみな華やかで、上品かつ艶やかなエロスをふりまくこと。過ぎ去った時代を悔いるでなく、誇るのでもないということ。この三点でこれは、大人のための極上の娯楽映画だ。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
スウィングガールズ(2004/日)★5 二匹目のドジョウではなく豊かな成熟がある。もちろん『ウォーターボーイズ』と比較しての話。新規性ばかり追う痩せたニーズから抜け出し、作り手の熟成を待ってもう一度同じ路線を楽しむ享受者側の成長がなければ、この企画は成り立たなかっただろう。 [review] (ジェリー)[投票(4)]
マジシャン・プレスト(2008/米)★4 最新技術による伝統芸。ここで伝統芸というのは視覚的に仕掛けられた伏線とその回収のこと。つまり、あらかじめ巧妙に画面内に配された梯子やら配電盤やらに次々と意味を与えてゆく仕方。それはまるでウォルト・ディズニーのようだ。バスター・キートンのようだ。また、速度感の創出に命を懸ける姿勢も正しい。 (3819695)[投票(1)]
銀河鉄道999(1979/日)★3 邦画史上稀に見るファムファタール、メーテル。 [review] (づん)[投票(3)]
切腹(1962/日)★5 三國連太郎を見ていると、学生に無理難題を要求する某企業の採用担当を思い出す。 [review] (パグのしっぽ)[投票(8)]
WALL・E ウォーリー(2008/米)★5 「目」と「手」の映画。無生物を擬人化する(人格を与える)技術に関してはこれがひとつの到達点ではないか。単なる空飛ぶ円盤にしゃあしゃあと人格を付与してみせた『ニューヨーク東8番街の奇跡』ほどの画期性はないにしても。活劇的興奮が最大級ではないとは云え、このイメージ群に抗うことは難しい。 [review] (3819695)[投票(23)]
D-WARS ディー・ウォーズ(2007/韓国)★4 一本の映画としてできていない部分を挙げ連ねることはいくらでもできる。ふざけるなと思った堅実なる映画ファンがたには、監督の代わりに謝りたい。ところで、敬愛する怪獣ものの諸兄には、辛い世評に惑わされるなと言いたい。この映画、『グエムル』よりも『クローバー・フィールド』よりも…… [review] (kiona)[投票(2)]
ブラインドネス(2008/カナダ=ブラジル=日)★4 みるみる汚物にまみれていく収容所の様子が凄まじい。人間の尊厳が地に堕ちる光景を容赦なく描き、それが存分に映像として表現されている。 [review] (緑雨)[投票(3)]
リダクテッド 真実の価値(2007/米=カナダ)★5 デ・パルマのド本気。「アメリカ」の映画。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
落下の王国(2006/インド=米=英)★4 傑作。無茶なロケーション好きには堪らない映画だ。また、高速度撮影嫌いの私でもこの黒白のタイトルバックには参ってしまう。それは「橋」「河」「馬」「列車」「蒸気」「煙」といった数々の映画的アイテムのダイナミズムが見事に捉えられ、増幅されているからだ。才能でも努力でもなく、偏執が生んだ映画。 [review] (3819695)[投票(7)]
イノセンス(2004/日)★3 「布団の気持ちを考えなかったのか!」 [review] (たかやまひろふみ)[投票(19)]
ダークナイト(2008/米)★5 ●●ちゃえばよかったんだ! [review] (もりっしー)[投票(11)]
プラダを着た悪魔(2006/米)★4 清々しさに隠れてますが、実際はいろんな意味で応援歌に使える作品ですよ。 [review] (甘崎庵)[投票(4)]