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ツベルクリンさんのお気に入りコメント

父、帰る(2003/露)★4 野心作は古典のふりをして近寄ってくる。 [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(6)]
血と骨(2004/日)★4 紛れもなく喜劇だ。まず映画俳優としてのビートたけしを最大級に評価せねば。映画においては演技の上手い・下手なんてどうでも良い事柄であることを改めて思い知る。さらに主人公に感情移入できる・できないなんてことも映画の評価(つまりは面白さ)と全く関係ない事柄だ。崔洋一+たけしの恐るべき映画感覚。恐るべきポテンシャル。 (ゑぎ)[投票(7)]
ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう(1972/米)★4 第1話「媚薬の効能」に登場するちゃちいウッディ人形がかわいい。第7話「ミクロの精子圏」に登場する着ぐるみウッディもいいが、ビジュアル的には第1話が勝ちだと思う(誰もウッディのビジュアルには期待してないだろうけど)。 [review] (tredair)[投票(6)]
さらば、わが愛 覇王別姫(1993/香港)★5 大作だが、冗長さもなく、3人の生き様を描ききった傑作。鑑賞後、意識が朦朧とするような濃密な作品。 (ことは)[投票(7)]
ブラックホーク・ダウン(2001/米)★3 1=凄惨で迫力ある戦争映画。2=涙を誘う若者達の友情映画。3=米国人以外は人間に非ず、米国人だけが可哀想とする確固たる姿勢の国策映画。 ディア・ハンター的三層構造。受取側が何処に比重を置くかで評価は正反対になる筈。 [review] (寝耳ミミズ)[投票(4)]
にっぽん昆虫記(1963/日)★5 社会がどんなに変動しようと、境遇がいかに過酷であろうと「生きるという事は崇高なものである」と頭で考えたお題目を唱えられるよりも、「人間の命も虫と同じ生殖行為の産物である」といわれた方が私には納得できる。そして、なにより安心できる。 (ぽんしゅう)[投票(10)]
ブラックホーク・ダウン(2001/米)★1 傲慢な国策と現場の激痛はあくまで別次元の問題だ。だが、前者が後者をプロパガンダに使う以上、この映画を友とすることは出来ない。お前が架空の軍隊を描いた夢物語であったなら、両手で迎えたろうに。涙を呑んで、撃ち殺す。 [review] (kiona)[投票(24)]