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ロープブレークさんのコメント: 更新順

★3十二人の死にたい子どもたち(2019/日)この設定は映画より舞台向きなんじゃないかな。橋本環奈に無理があるせいで、全体にえぐみが足りない印象を残す。同じ俳優陣で、橋本役だけ興業ごとに変えて、舞台で観てみたいなあ。本当に廃病院に客入れたら面白そうだけどコロナで無理か。[投票]
★4サクラダリセット 後篇(2017/日)敵役ミッチーの登場で、自然派演技の若手陣と、舞台演技の平、昭和特撮演技の脇役陣との間にパスが通った。おかげで、相変わらず不自然な台詞にもかかわらず、脚本の創る世界観には入り込めた。青春時間もの謎解きミステリー作品として、後篇でようやく離陸した。 [review][投票(1)]
★3サクラダリセット 前篇(2017/日)主役二人の役にかける姿勢は★5に値する。特筆すべきは黒島結菜。角川映画ヒロインって革命的に進歩したんだな。。あまりに不自然な台詞を自分のものにして、時間パズルもこなして、角川映画に求められる女子高生像を作り上げるってなかなかできないよ。角川映画世代のおっさんは刮目して観よ。 [review][投票]
★4バンブルビー(2018/米)CG相手の一人芝居なのに、だんだん愛おしくなってくるヘイリー・スタインフェルド(と彼女への演出)の素晴らしさよ。それと、ジョン・シナは、リング上と全く同様の印象で好感が持てる。なにせロック様はリング上の方が魅力的だったもの。CG技術の進歩に役者の演技が調和して愛すべき佳作となった。俺は好きだ、この作品。[投票]
★3G.I.ジョー(2009/米)アタマを使う映画を観る知的体力がないときにオススメ。ドカーン、バーン、ひゃー、おーってだけを期待するとその期待には応えてくれます。童心に帰って楽しんだ。 [review][投票]
★3ドクター・スリープ(2019/米)キューブリック版『シャイニング』の続編なのに、キューブリック版を否定して自らシャイニングのリメイク版まで作ってしまったスティーブン・キングが本作を肯定しているってどういうこと???って思ってたけど、見終わったらその意味がわかった。 [review][投票(3)]
★3来る(2018/日)まーこれは何ですな、中島哲也監督が「多文化主義から多自然主義へ」みたいなのを聞いたか読んだかして、映画にしてみたのとちゃいますやろか。 [review][投票(4)]
★3キラー・メイズ(2017/米)系統としては『マルコヴィッチの穴』になるのかな。ありえない設定の心理ファンタジーです。段ボールでできた美術がいい感じで結構好きです。 [review][投票]
★4黒い司法 0%からの奇跡(2019/米)結論は予想できるのに、その過程がまったく予想できなかった。事実は小説より奇なりと言うが、ここまでとは。事実に基づいた作品だからこそ、心に刺さる。ブラック・パンサーの哀しきヴィラン、キルモンガーを、キャプテン・マーベルが支えるというキャスティングに、一人でも多くの人に観てもらいたいという制作陣の魂の叫びを感じた。[投票]
★5ゾンビランド:ダブルタップ(2019/米)公開初日に映画館に行ったら、まさかの吹替上映オンリー。ジェシー・アイゼンバーグエマ・ストーンが出ている映画を吹替オンリーで上映しようと考える映画館がこの世に存在するなんて考えもしなかった。田舎をなめていた。 [review][投票]
★4ドリーム(2016/米)冷戦時代の米国の有人宇宙飛行計画の影に黒人女性の活躍があったのは知らなかった。差別のない世界の、最初の一歩は、天才が拓いてくれた。天才でなければ最初の一穴を空けられなかったわけだが、ゼロが1になれば、1を100にするには、あとは大衆の問題ってことを、この映画の作り手はよく分かっている。 [review][投票(2)]
★4スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019/米)甘酸っぱい青春ものをアクションで強引にまとめる手腕はもはや熟練と呼べる域。手堅く★3かと思ったが、ラストで★1つプラス。このラストからのおまけ映像への展開も良き哉。[投票(2)]
★5スパイダーマン:スパイダーバース(2018/米)方々に目配りのきいた少年成長譚の傑作。同じ少年の成長譚でも、日本のアニメ(例えば『機動戦士ΖガンダムIII 星の鼓動は愛』、少年の成長譚じゃなかったTVシリーズは面白かったのに)が、大人が見ると小っ恥ずかしいものになってしまうのと大きく違う。この差はなにから生じるのだろうと考えてしまった。 [review][投票]
★4ブラインドスポッティング(2018/米)黒人ではない自分であっても、この映画が、ものすごくデリケートな部分に触れていることが伝わってくる。メッセージに映画が隷属していない映画らしい映画なんだけれども、そのことが逆にメッセージに力を与えている。見終わってしばらくしてもちょっと動悸が止まない。[投票]
★3翔んで埼玉(2018/日)キャスティングに拍手喝采。特に都知事の妻の武田久美子と千葉解放戦線の浜野さざえの小沢真珠にはその手があったかと膝を打った。一箇所大いに笑ったのは、 [review][投票]
★4シンクロナイズドモンスター(2016/カナダ=米=スペイン=韓国)酷評が目につく映画だったので敬遠していたが、すごく好みだった。なんせ撮影がいい(『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』の人でした)。音楽もいい(『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の人でした)。B級テーマを本気の映画に仕立てる作品は大好物なんです。珍味堪能。 [review][投票]
★3ブラック・クランズマン(2018/米)テーマがテーマだけに対象顧客がWASPの皆さんとアフロアメリカンの皆さんとユダヤ人の皆さんだけに絞られているのは仕方ないかもしれないが、黒人がKKKに潜入したらっていうストーリーはもうちょい映画的に転がしても良かったのではないかというのが極東アジア人の私の感想です。 [review][投票]
★2ワイルド・スピード スーパーコンボ(2019/米)邦題詐欺。原題はちゃんとワイルド・スピードプレゼンツ(Fast & Furious Presentsだけど)って、ちゃんとワイルド・スピードのナンバー作と区別してるんだから、それを活かしてせめて「ワイルド・スピード列伝スーパーコンボ」とかにして欲しかった(「外伝」、「番外編」とかでも可)。中身が別物過ぎてついていけなかったよ。これはただの筋肉馬鹿映画です。 [review][投票]
★513th -憲法修正第13条-(2016/米)ジャズを愛好しようがラップを口ずさもうが、日本から見たアメリカは片面なんだなあと気づかされました。そういえば名誉白人ですもんね。本作を見た後に『マイケル・ムーアの世界戦略のススメ』を見るのが私からのオススメ鑑賞コースです。ある意味対になってるので。これらが制作されたのは同じ2016年。そして公開中の年(2017年)にトランプ政権が誕生するんですね。 [review][投票]
★2TAXi ダイヤモンド・ミッション(2018/仏)2010年代も終盤にさしかかって、こんな映画を作るフランスは本当にマズイんじゃないかな。「クソ」映画であるにしても。[投票(1)]